
プログラミングを独学で学びたい...でも
挫折する人も多いと聞くけどどんな理由なの?
私も挫折しないか心配...
挫折を回避する方法や、もし挫折しそうになった時はどうすればいい?
本記事の内容
- 独学で挫折する理由は「学ぼう」とするから
- プログラミングの独学で挫折しない学習方法
- もし挫折しそうになった時の対処法
初心者がプログラミングをゼロから学ぶことは、挫折の可能性が高いです。
プログラミングって挫折率9割ということですが、わかる気がします。
学習内容が意味不明な時もあれば、疲れている時は思考停止状態でただコードを写しているだけのこともあります。
学習を続けている人はモチベーション維持どうしてるのでしょうか。#プログラミング #挫折 #モチベーション— yusuke (@VV33KANI) November 8, 2020
プログラミングを学ぶ方の多くが経験している「挫折」ですが、僕も最初の頃は挫折を経験しました。
挫折を乗り越え、今ではお客さんから仕事をもらえるなり、WEB系フリーランスとして活動しています。
正直、挫折してしまうと、プログラミングはもう向いていないんじゃないかと思ってしまいますよね。
大丈夫!この記事を読めば挫折の心配は無用ですよ。
この記事では、「プログラミングの独学をはじめたいが挫折しそうで心配」という方向けに、挫折の原因を明らかにし、挫折しないための独学方法などについて解説します。
目次
1.プログラミングの独学で挫折する理由は「学ぼう」とするから
結論をいうと、プログラミングの独学で挫折する理由は、
プログラミングを「学ぼう」とするから
です。
まずは、プログラミングで挫折するポイントを挙げますね。
プログラミングの挫折ポイント
挫折のポイントは大きく次のようになります。
- 書籍を購入し読んでいるが、理解に苦しむ
- 環境構築がムズイ...
- 作ったものが思ったように動作してくれない
- エラーの解決方法がわからない
- 学習するモチベーションが続かない
上記は僕も含めて、周りのエンジニアも当初は苦労していました。
僕は特に1.と5.あたりでハマってしまい挫折した経験があります。
挫折はなぜ起こる?
挫折が起こるのは、「プログラミング」をすごく魅力的な仕事だという期待感があるからです。
- プログラミングができるとかっこいい
- 将来的に安泰と言われる仕事の一つだから
- 在宅で一人でも仕事ができるしストレスフリー
- 割と高年収...など
しかし、実際にプログラミングを始めてみると、上記プログラミングを始める前の期待感とは大きく違うことに気づいてしまうんです。
その違いに気づいてしまって「挫折」してしまうというわけですね。

僕も最初の頃は、未経験でIT企業に入社したものの、全くプログラミングができない状況でした。
ただひたすら書籍中心の学習で時間だけが過ぎ去っていくだけ。
生産物なしの日々が続き、もうダメだと思いました。
プログラミングは地味で泥臭い仕事だと認識すること
ですから、プログラミングに対し、魅力的なイメージは全て捨ててしまうことが重要です。
なぜなら、実際のプログラミングの仕事に携わる現実は、以下の通りだからです。
- モノができなければできるまで残業(仕事)
- センスないプログラムとも戦わないといけない
- IT知識ゼロのお客さんからの無理な要求にも応えないといけない
- シンドイ...
地味で泥臭い仕事ですよ。
とにかく「モノづくり」ができてなんぼの世界です。
大規模なシステム開発の現場においても、各々のエンジニアの個性あふれたセンスないプログラムもあるのも事実。
バグを抱えたままのシステムもあるくらいです。
ですが、それでもシステムは稼働しているのです。
「学ぼう」とすることをやめてまずは「モノづくり」をすべき
前述したように、プログラミングの仕事は「モノづくり」ができてなんぼです。
ですから、
プログラミングをはじめよう➡︎じゃあまずは学習だ!
と、書籍や学習サイトで文法や使い方などを学んでいては肝心の「モノづくり」ができません。
では、挫折しないプログラミング学習はどのようにすれば良いのか、具体的に解説していきますね。
2.プログラミングの独学で挫折しない方法
僕の経験と周りの技術者にも聞いてみると、以下の方法で挫折せずプログラミング学習を進めることができます!
- 目的意識をしっかり持つ
- 最初は簡単な言語などから始める。
- 実際に「モノづくり」をする
順番に解説します。
1.目的意識をしっかり持つ
まずは「何を作りたい」のか最終的な目的を明確にすべきです。
目的が明確ではないと、単なるプログラミング学習で終わってしまいます。
- ゲームを作りたい
- WEBサービスを作りたい
- アプリを作りたい...
僕の場合は、WEBサービスでした。
目的が決まると、自ずと目的達成のために必要なことが明確になってくるんです。
- WEBサービスを作るのに必要な「言語」
- 「環境構築」
- 書籍などの教材
最終的な目的を見据えた上で、そこから逆算していくと回り道せず必要最低限の学習ができますよ。
2.最初は簡単な言語から始めてプログラミングに慣れる。
習得難易度の高い言語などに挑戦すると、その言語独自の用途の理解に苦しみます。
例えば、C言語だとポインタ、Javaですとクラスやオブジェクト、インスタンスなど。
すごくイメージしにくいものですし、理解したと思っても実際のプログラミングではどうしたら良いのかと悩みます。

C言語のポインタのしくみ、なぜ便利なのか、どこでどのように使うのか....
始めた当初は、僕も正直よく分かりませんでした。
ですので、割と簡単なRubyやPHP、Pythonといった言語で、ブログやWEBサイトなどを作ってみることをオススメします。
>>プログラミングの独学は何から始めればいいのか。初心者におすすめな言語と取り組む分野はコレ!
そうすると、プログラミング自体に慣れて自信が持てるようにもなり、次の言語の習得(ステップアップ)もカンタンです!
もしあなたのやりたいことが、RubyやPHP、Pythonでできるのであれば、ぜひ(僕の体験からも)オススメしておきたいです!
3.実際にモノづくりをする
最終的な「目的」と使用する「言語」が明確になれば、もう実際に「モノづくり」をしてOKです。
具体的には、
- 教材(書籍)のサンプルプログラムをそのまま作る
- ネット上のサンプルサイトを作る
つまり模写してみるということです。
模写するメリットは次のとおり
- プログラミングの目的が達成できるから
- ソースコード全体を見て、やりたいことがある程度わかる
- 学習する箇所がピンポイントにわかる
まず第一に、サンプルとはいえ、モノができてしまうことで達成感が生まれます。
また、完成したソースコード全体を眺めていると、なんとなく理解できることもあるのです。
分からないところがあれば書籍で学習する
しかし、分からないところもあるのも事実。
そんなときに初めて、書籍や学習サイトなどで理解をするんです。
現在は、プログラミング学習するハードルはかなり下がっていますから、疑問を解決するのはカンタンです。
達成感でモチベを上げ、学習ポイントを絞ることで余計な学習は回避できます。
ということは挫折の可能性もグンと下がります。
そうなると、プログラミングって割とカンタンだと認識するはずですよ。
3.挫折しそうになった時の対処法|体験談
僕がプログラミングで挫折しそうになった時の体験談、そしてどうやって復活したのかを解説していきます。
入社1ヶ月目で挫折しそう
最初に入社した会社では、実際にプログラミングはさせてもらえませんでした。
当時やっていたことは以下のとおりです。
- デスクに座り書籍を読んでいるだけ
- 分からないことは上司や先輩に質問する
書籍を読んでいましたが、1ページ目で何を言っているのか分からずの状況です。
しかも、質問するのも「変数」って何?どう使うの?数学は苦手なんですけど...
と低レベルな質問ばかりで、上司や先輩から飽きられるばかり...
一日中書籍を読んで何ができるのかさえも分からず、それが1ヶ月続いたことで学習が嫌になりました。
復活できたのは実践でした
結果として、その翌月あたりから復活できました。
その要因は次のとおり
- 完成品を見ることができた。
- 全体のソースコードを見ていると、部分的なやりたい機能がなんとなく理解できた。
- 実際にモノづくりができプログラミングさせてもらえた。
プログラミングを実際にやったからなんです。
1ヶ月目で机上で学習したことは、正直意味なかったです。
学んだ知識を使いこなせなかったんです。
というよりは、なんのためにそれを理解しなければいけないのかが分かりませんでした。
ですが、実際にプログラミングすることで、やりたいことは他の機能(ロジック)を見ることで予想できます。
真似てやってみることで、意外にもプログラミングできてしまい、それが動くんですから感動モノです。

また、分からないことはその都度書籍に戻り、ピンポイントで調べることで理解できより知識も深まります。
まとめ|独学後は稼ぐことをやってみよう!
最後に要点をまとめます。
プログラミングの独学で挫折する理由は「学ぼう」とするからです。
解決策としては次のとおり
- 目的意識をしっかり持つ
- 最初は簡単な言語などから始める。
- 実際に「モノづくり」をする.
大事なことは、プログラミングは「モノづくり」をすることです。
プログラミングの仕事は魅力があるのも、それは全て「モノづくり」により生まれるからです。
しかし、その間にたくさんの苦労はあります。
ですが「モノづくり」の世界はこんなものだと理解し、魅力あるプログラミングで稼いでいきましょう!
稼ぎ方は以下で詳しく解説していますよ。