プログラミングを趣味として始めるけど、おすすめな言語教えて!
初心者向けのものがいいな。
本記事の内容
趣味としてプログラミングを始めるのであれば、カンタンでわかりやすいものが良いです。
さらに、プログラミング中につまづいても、すぐに解決できるものがおすすめ。
理由は、挫折しないで長く続けていけるからです。
では、僕がこれまで使ったことのある言語の中から厳選し、ご紹介していきます。
≫2023年版|未経験者におすすめしたいプログラミングスクール|選び方や活用法も!
1.趣味にするのにおすすめなプログラミング言語
ここで紹介するプログラミング言語は以下4つ。
- PHP
- Javascript
- Python
- Java
理由は下記のとおり。
- 比較的学習しやすい!(➡︎挫折しない)
- 早く簡単に作れる!(➡︎自信につながる)
- 今後も需要が見込める(➡︎副業や転職も視野に!)
では、順番に紹介していきます!
1.PHP|様々なWEBサービスを簡単に作れるから趣味にも最適!
PHPは、オープンソースのサーバーサイドのプログラミング言語です。
様々なWEBサービスを作るのに使用されています。
例えば、
- SNSなどの口コミ
- 予約システム
- ECサイトなど
あと、サイトやブログが作成できるワードプレス(WP)もPHPで動いてるのです。
ですからPHPを知っていれば、WPのカスタマイズもできてオリジナルのWebサイトやCMSも作れます。
僕も色んな言語を学んできました。
PHPは非常に難易度が低く使いやすいプログラミング言語だなぁと感じています!
だからPHPは、この記事で紹介する4つのプログラミング言語の中でも、ぜひオススメしたい言語です。
2.Javascript|ブラウザ上で動くスクリプト言語!
Javascriptはフロントサイドのプログラミング言語です。
(スクリプト言語とも呼ばれます)
サーバー上で動くものではなく、WEBブラウザ上で動くもの。
例えばWEBページにて、
- フォームに入力した内容をチェックする(未入力時には注意を促すポップアップウィンドウを出したり)
- 画像をスライドさせたりフェードさせたり...
- Google Mapを表示させて、ピンを出してみたり...
など、WEBページ上に動きのあるもの(アニメーション)を作る場合に用いられます。
身近なものとして、Google検索画面のサジェスト(予測変換)もJavascriptを使っていますよ。
Googleが提供するGAS(Google Apps Script)と呼ばれるプログラミング言語も、Javascriptがベースとなっていたりもしますので、Javascriptは今すごく注目されていて人気のあるプログラミング言語です。
以下は、Stackoverflowが2021年に「人気のプログラミング言語」についてアンケート調査した結果です。
(対象者は83,052名のエンジニア)
1位になることも凄いですが、9年連続1位なので根づよい人気だということがわかります。
Javascriptはテキストエディタ(Windowsならメモ帳など)とWEBブラウザ(Chromeなど)があれば簡単にできるのでおすすめです。
あなたの書いたコードが、画面上で見えるとおもしろいですよ。
WEBサービスを作りたいならJavascriptも必要になってきます。
3.Python|注目のAIや機械学習を目指すなら!
Pythonは、サーバーサイドのプログラミング言語です。
実用例としては、WEBアプリではYouTube、Instagram、DropBox、仮想通貨などで利用されるブロックチェーン技術。
ですが、PHPと同じように様々なWEBサービスも作ることが可能です。
Pythonの特徴は何と言っても文法が簡単であること。例えば...
- すごく分かりやすい例だと、if文を終わる記述("end if"や "}" など)が不要だったり、
- あとオフサイドルールというのがあって、字下げ(インデント)により可読性を向上させたり...
しかし、僕が様々な言語を学んだ後、Pythonを学んだときは少し使いづらい感じはしました。
それは、上記2つの違いなど、他の言語との使い勝手が違ったからです。
ですが、あなたがはじめに学習する言語がPythonであれば、特別使いづらいという認識はないはずです。
そしてPythonは、AI技術やディープランニング、データサイエンス(データ分析)といった分野で使われているのは有名です。
今後、こういった分野を目指すのであれば、はじめに学ぶプログラミング言語をPythonにしておくと良いでしょう。
以下は、Stackoverflowが2021年に「使ってみたいプログラミング言語」についてアンケート調査した結果です。
Pythonの可能性や期待を、実際に使って感じてみたいエンジニアが多いです。
(対象者は82,914名のエンジニア)
もし手持ちのパソコンがMacであれば、以下手順でPythonを実行できます。
1.「ターミナル」を起動
2.以下を記述したファイル(test.py)を作成し任意のフォルダに入れておく。
(ダウンロードフォルダでもOK)
html
print("hogehoge!!")
3.実行
ターミナルでダウンロードフォルダに移動し、2.で作ったファイル(test.py)を実行する。
command$ cd Downloads $ python test.py
超初心者が、ここまでできれば立派です✨
4.Java|幅広い案件が多数!
Javaは、サーバーサイドのプログラミング言語です。
企業における基幹業務からWEBサービス、機械制御、Androidアプリなど幅広く使用されています。
Javaといえば、下記メリットから大変人気のあるプログラミング言語です。
- オブジェクト指向型で、複数人同時に開発する場合なども作業効率が良い(➡︎コードの再利用や機能追加、修正なども簡単!)
- 学習サイトや書籍が豊富
- セキュリティ面に優れ、処理速度も速い!
僕も会社にいた頃は、Java案件の仕事は途絶えることはありませんでした。
むしろ技術者が足りないほどだったので、Javaを使えると貴重な人材となります!
また、C#やRudy、Kotlinといった言語は、Javaの影響を受けています。
ですので、幅広くプログラミング言語を習得したい方におすすめです!
以上、超初心者におすすめするプログラミング言語を4つご紹介しました。
2.プログラミングを仕事とするために必要なスキル
「フレームワーク」もセットで覚えましょう。
フレームワークとはアプリなどの開発において、よく使う機能などをあらかじめ準備した「枠組み」のこと。
むずかしいですよね。
カンタンに説明するのでイメージとして捉えてもらえればOK。
たとえば、ネジ止めするのに手でドライバーを使ってネジを締めますよね。
でもネジを回すのは、手がつかれるし時間もかかります。
でも「電動ドライバー」を使うとどうでしょう。
疲労もないし短時間でできます。
この「電動ドライバー」の使い方さえ知っておけば良いだけですね。
さて、上記で出てきた「電動ドライバー」がフレームワークとして捉えられます。
プログラミングも必要な機能を組むのに普通にコーディングしていると、コードが長くなったり時間も掛かります。
コードが長くなればバグも含みやすいです。
でも、あらかじめ用意されたフレームワークを使うことで、カンタンに短時間でしかも良質なコードが書けます。
メリットとしては、プログラミングするための労力や作業量を減らすことや、作ったモノの品質を向上させるのに役立ちます。
なので、現在のプログラミングにおいてはフレームワークのスキルは欠かせない存在となっています。
言語とセットで覚えておくと、今後プログラミングを仕事とするためには良いでしょう。
代表的な言語ごとのフレームワークを紹介しておきます。
- PHP:LaravelやCakePHPなど
- Javascript:Vue.js、React、Angularなど
- Java:Spring、Hibernateなど
- Python:Django、Flaskなど
プログラミングを趣味ではじめたら、つまづいて悩み先に進めなくこともあるでしょう。
そんな時に役立つモノをお伝えしていきます。
3.趣味のプログラミングでつまづいた時の対処法
- 技術ブログ・サービス
- ChatGPT
- プログラミングスクール
順に解説していきます。
1.技術サイト・サービス
「terateil」はプログラミングに関する悩みや、その解決方法が掲載されている無料のQAサイトです。
コーディングなどの技術的なことや、環境設定やエラーで躓いたりした場合の悩み&解決策もあります。
もちろんあなたも質問しても良いです。
「Qiita」や「Zenn」は、エンジニアの方の知識や経験を記録し、それをみんなと共有する基本的に無料のサービスです。
なので、プログラミングに関する悩み事を解決するのにも使えます。
また、あなた自身も、趣味のプログラミングで得た知識・経験を記録することもできます。
2.ChatGPT
「ChatGPT」とはOpenAIが開発した自然言語処理技術を用いたチャットボットです。
カンタンに言うと、プログラミングでつまづいた時にその困りごとをテキストで質問すると、AIが答えてくれるサービスです。
(基本的に無料で使えます)
「ChatGPT」は、僕もよく使うサービスです。
エラーメッセージをそのまま貼り付けても、きちんと回答を返してくれるのが凄い。
下記は実際にエラーメッセージと、その対応策を質問してみました。
下記エラーは何のエラーなの?どうやったら治せる?
「Failed to parse source for import analysis because the content contains invalid JS syntax. Install @vitejs/plugin-vue to handle .vue files.」
以下は質問した実際の画面(キャプチャ)です。
すると、回答は数十秒でしてくれました。
このエラーは、Viteが .vue ファイルを解析できなかったため、インポート解析が失敗したことを示しています。エラーメッセージにもあるように、.vue ファイルを処理するために、Viteで @vitejs/plugin-vue プラグインをインストールする必要があります。
次の手順でプラグインをインストールして、問題を解決できます。
コマンドラインからプロジェクトのルートディレクトリに移動します。
npmまたはyarnを使用して、プラグインをインストールします。例えば、npmを使う場合は以下のコマンドを実行します。
css
Copy code
npm install --save-dev @vitejs/plugin-vue
プラグインをViteの設定ファイル(vite.config.js)で使用するように設定します。以下は、 vite.config.js ファイルの例です。
javascript
Copy code
// vite.config.js
const { createVuePlugin } = require('@vitejs/plugin-vue')module.exports = {
plugins: [
createVuePlugin()
]
}
これで、.vueファイルを正しく解析できるようになり、問題が解決されるはずです。
以下は実際の回答画面(キャプチャ)です。
chatGPTに質問することですぐに回答が得られます。
またその回答どおりにやると解決もできました。
プログラミングのお悩み解決は「ChatGPT」もできるので、しっかりと活用していきましょう。
3.プログラミングスクールなど
- 指導してくれる講師がいるから悩んでも即解決
- 改編を重ねた良質なカリキュラムがある
- 同期や卒業生、エンジニアとの交流もあってモチベ向上
- 学ぶだけでない!エンジニア転職も可能
プログラミングを趣味ではじめても、挫折してしまってはもったいないです。
挫折する原因としてはプログラミングでつまづいたり、励みになることがないことなど挙げられます。
そうした原因を全て解決してくれるサービスがプログラミングスクールです。
なので、もし独学が自信がないのであれば、プログラミングスクールを利用するのも一つです。
とはいえ、スクールを受講するには高額な費用が掛かります。
いきなりスクールを受講するのではなく、まずは無料のカウンセリングや無料体験などを受けてみてはいかがでしょうか。
プログラミングは副業で稼いだり、エンジニア転職につながるためのスキルです。
なので、ぜひ継続して取り組んでいきたいです。
≫2023年版|未経験者におすすめしたいプログラミングスクール|選び方や活用法も!
4.まずは1つプログラミング言語を身に付けておこう
プログラミング言語は、まずはどれか1つに特化しそれを徹底的に学ぶことが大切です。
なぜなら、どの言語であっても考え方は同じで使い方も似ています。
大事なのは1つの言語を徹底的にマスターすることです。
そうすれば、他の言語もわりと簡単に使うことができます。
まとめ|プログラミングを始めよう!
では最後に要点をまとめて終わりにします。
プログラミングを趣味として始めるなら下記言語がオススメです。
- PHP:様々なWEBサービスを簡単に作る
- Javascript:ブラウザ上で動く(アニメーション)スクリプト言語!(超人気!!)
- Python:注目のAIや機械学習を目指すなら
- Java:幅広い案件が多数
また、言語だけでなくフレームワークも覚えておきましょう。
今後仕事とするためには必要なスキルです。
代表的な言語ごとのフレームワークを紹介しておきます。
- PHP:LaravelやCakePHPなど
- Javascript:Vue.js、React、Angularなど
- Java:Spring、Hibernateなど
- Python:Django、Flaskなど
プログラミングはやっていてつまづくことが多いです。
そうした悩み事を解決するためのサービスは以下のとおり。
- 技術ブログ・サービス
- ChatGPT
- プログラミングスクール
≫目的別におすすめな未経験者のためのプログラミングスクール|現役エンジニアが厳選