
基本情報技術者試験とは何どういった試験なんだろ?
資格を持ってることでいいことあるかな?
IT知識ゼロな私でも合格できるの?
勉強方法は?
基本情報技術者試験とは、IPAが実施するIT系国家資格試験の一つです。
持っていることで、大学入試から就職、資格手当ももらえるメリットがあります。
もちろん、IT知識がなくても受験できますし、数学や英語などが苦手でも大丈夫!
これからITエンジニアを目指す大学生には、ぜひオススメしたい資格です。
ということで、この記事では基本情報技術者試験に興味ある方に、以下のことについて解説します。
- 基本情報処理技術者試験とは?
- 基本情報処理技術者試験を取得するメリット
- 難易度・出題内容
- 勉強方法
- 受験方法(例)2020年日程)など
この記事を読むことで、基本情報技術者試験の全容がわかりますよ!
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ポイント
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1.基本情報処理技術者試験とは?
冒頭でも触れましたが、基本情報技術者試験とは、IPA「情報処理推進機構」が実施するIT系国家資格試験の一つ。
※IPA「情報処理推進機構」とは、経済産業省所管の独立行政法人です。
コンピューター基礎やネットワーク、DB、セキュリティ、プログラミングなどIT技術全般の知識・技能を問う試験です。
これからITエンジニアを目指す方の登竜門だと言われています。
ですから、大学生などこれからIT企業などに就職を希望する方であれば、ぜひオススメしたい資格です。
2.基本情報処理技術者試験を取得するメリット
- 就職・転職に有利!
- インセンティブ(資格手当)を期待できる!
- キャリアアップにつながる!
上記、基本情報処理技術者試験を取得する主なメリットです。
僕の経験上、転職などでは「基本情報技術者資格」はとても効果的でした。
資格を持っているか否かで、プロジェクト参入できるかどうか決まりましたので。
ですから、もし「基本情報技術者資格」を持っていないかったら、非採用となっていたのかもしれません。
また、資格手当が毎月5,000円もらえたのも良かったですよ。
年間にすると6万円ですからね。
パソコンも毎年買い換えれるくらいの金額にになります。
3.難易度・合格率
では、メリットもある基本情報技術者資格ですが、その難易度・合格率はどのくらいなのか...
合格率は25%です。
難易度は、IPAが実施しているその他のIT系資格試験と比べると簡単な部類に属します。
ですから、難易度はレベル2です。
合格点も6割を獲得すれば合格できるレベルですから、きちんと勉強さえすれば合格できる試験なんですよ。
試験(出題)内容
では、基本情報技術者試験の試験(出題)内容はどういうものなのか解説します。
まず試験は午前と午後に分けて行われます。
出題数 | 解答方式 | 時間 | |
午前試験 | 80問 | 多肢選択式(四肢択一) | 150分 |
午後試験 | 11問中5問を選択し解答する | 多肢選択式(四肢択一) | 150分 |
以下、簡単に解説しますね。
午前試験|80問
午前試験は下記3系統の分野からの出題です。
- テクノロジ系
- マネジメント系
- ストラテジ系
テクノロジ系では、情報基礎、アルゴリズム、コンピュータ構の成要素などについて、
マネジメント系では、実際の現場における進捗管理といったプロジェクトマネジメントなど
ストラテジ系では、経営戦略マネジメント、知的財産権など法務などについて問われます。
幅広い知識が必要ですが、問われる内容はそれほど深くはありませんよ。
また短答式(短い問題文)なので、1問あたり大体2分弱で解いていく感じです。
午後試験|11問中5問を選択解答
午後試験は11分野、5分野を任意に選び解答していきます。
- 情報セキュリティ
- データーベース
- ソフトウェア・ハードウェアなど全部で11分野
午後試験は、文章(長文)問題を読んで解答することになります。
午前のような知識を問うような問題でなく、より実践(技術)的な能力が問われます。
また、プログラミング言語の問題は必須となっており、以下から1問を選択し解答します。
C、Java、Python、アセンブラ、表計算
上記プログラミングをやっている人であれば、割と簡単に解くことができます。
しかし、プログラミングに携わったことのない人でも、表計算などを選べますから安心してくださいね。
出題内容については以下リンクで詳しく解説しています。
4.効果的な勉強方法
基本情報技術者試験の勉強は、過去問中心の学習が非常に効率的です。
なぜなら、膨大な範囲をゼロからテキストを開いて学習していては、時間が足りません。
また、これまでの出題傾向を見ていると、午前試験に至っては過去問からの出題率がなんと60%!
ですからしっかりと過去問対策できていれば、午前試験では合格ライン(6割)を超えることができますよ。
午後試験勉強に時間を費やそう!
また、僕の反省もあるのですが、とにかく午後試験の勉強は時間が必要でした。
午後問試験は、午前試験と違い過去問がそのまま出題されることはありません。
なので、過去問をひたすら解いていきながら、長文の読解に慣れていかなければなりません。
ですから、午前試験対策をいかに効率的にやるかが、合格を掴む戦略となります。
頻出問題を制して合格に近づける!
午前試験対策をの効率的な学習は、過去問を解くこと!
しかし、これまでの過去問を全て解いていくわけにはいきません。
なぜなら時間がなくなり、午後試験対策が間に合わないからです。
ですから、過去問といっても頻出過去問に絞り学習すればさらに効果的です。
以下、平成21年から令和元年まで出題された過去問を、出題数順にランキング形式でまとめました。
まずは、頻出を制して合格に近づけましょう!
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5.午前免除制度
通常、基本情報技術者試験では「午前試験」と「午後試験」を受けなければなりません。
しかし、「午前試験免除制度」を受けることで、「午前試験」が免除されて「午後試験」のみの受験だけで合否が決まります。
なので、本試験では、「午後試験」対策のみすれば良いだけですから、合格する確率も高くなります。
とはいえ「午前試験免除制度」を利用ためには以下の条件があるのです。
- IPAの認定を受けた「講座」を受講する
- IPAの提供する「修了試験」に合格する
- 受験申込時に午前試験の免除申請をする
以下、「午前試験免除制度」を利用する方法とメリットを詳しく解説しています。
6.試験日・受験方法など
では、最後に基本情報技術者試験の試験日と受験方法について解説します。
基本情報技術者試験の試験日は、現在年に2回行われます。
- 春季試験:4月(第3日曜日)
- 秋季試験:10月(第3日曜日)
受験申込は試験日の約3ヶ月前から「インターネット申込み」にて始まります。
受験料は5,700円(税込)
合格発表は試験日の翌月中旬に行われます。
以下「秋季試験:10月」を受験する例です。
秋季試験:10月(第3日曜日)を受験
受験申込:7月上旬から8月中旬ごろまでインターネットで受付
合格発表:11月中旬
詳しい試験日程(スケジュール)は以下例をご覧くださいね。
まとめ
最後に要点をまとめます。
基本情報技術者試験とは、ITエンジニアを目指す方の登竜門的なIT系国家資格試験です。
基本情報処理技術者試験を取得するメリットは以下のとおり
- 就職・転職に有利!
- インセンティブ(資格手当)を期待できる!
- キャリアアップにつながる!
難易度や合格率は以下のとおり
- 合格率は25%です。
- 難易度はレベル2
「午前試験免除制度」を受けることで、「午前試験」が免除されて「午後試験」のみの受験だけで合否が決まります。
基本情報技術者試験の試験日と受験方法については以下のとおり。
- 春季試験:4月(第3日曜日)と秋季試験:10月(第3日曜日) の年2回実施
- 受験方法は「インターネット申込み」
- 受験料は5,700円(税込)
過去問中心の学習であれば、基本情報技術者試験の合格はそれほど難しくないです。
メリットも期待でき、大学生などこれからIT企業などに就職を希望する方であれば、ぜひオススメですよ!
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・よく出る重要ポイントが押さえられる!
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