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フリーランスの働き方

企業のSESエンジニアがフリーランスエンジニアにならない理由|両者の違いやメリット・デメリット

 

企業のSESエンジニアとして働くより、フリーランスエンジニアとして働くほうが仕事の自由度や収入の面で良くない?

仕事の内容もそんなに変わらないんじゃない?

なのになぜフリーランスにならないんだろ?

 

本記事の内容

  • 企業のSESエンジニアがフリーランスにならない理由
  • SESエンジニアとフリーランスの違い
  • SESエンジニアからフリーランスになるメリット/デメリット|SESと比較
  • SESエンジニアからフリーランスになるにあたり必要なスキル
  • SESエンジニアからフリーランスになる方法
  • SESエンジニアからフリーランスになってやっておくべきこと
  • フリーランスをやめといたほうが良い方
  • フリーランスに向いている方

 

本記事を書く僕は、過去SIerやSES企業、自社開発企業を経て現在Web系のフリーランスエンジニアとして活動中。

 

フリーランスエンジニアの良い面だけ見ると、それは企業に所属するSESエンジニアにはない魅力があります。

ですがフリーランスエンジニアをもっと広く見てみると、一概にはフリーランスが良いということにはならないんです。

比較する要素は、収入や働き方の他にもありますからね

 

本記事では、企業のSESエンジニアがフリーランスにならない理由や、その違いなどを僕の経験から解説。

今後、あなたのエンジニアとしての方向性がわかりますよ。

 

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※実績など数字は2023.5月時点のもの

 

目次

1.企業のSESエンジニアがフリーランスにならない理由

  1. スキル不足であることがわかっている
  2. 企業に所属するほうが収入的には安定
  3. 収入を増やしたければ副業でもできるから
  4. 他の業務(税務関連)も大変そうだから

 

これ、僕も経験したことのあって、フリーランスになかなか一歩踏み出せない理由でもあるんです。

順に解説していきます。

 

1.スキル不足であることがわかっている

 

フリーランスになりたいとは思う...

だけど、現状では「スキル不足」であるという認識から諦めてしまいがちです。

スキル不足だと感じながらも、まずは副業程度で出来る案件から入っていくのもありですね。

 

また、エンジニアが得るべきスキルには限度はありません。

どちらのエンジニアにせよ、仕事とは別でスキルアップしていくことは必須です。

足りないスキルは、その都度キャッチアップしていく気持ちを持っておけば良いです。

 

2.企業に所属するほうが収入的には安定

 

言わずもがな、雇用されているSESエンジニアは仕事がなくても「給与」という形で毎月の収入があります。

 

一方、フリーランスですと仕事がない場合は収入がありません

≫フリーランスエンジニアは収入が不安定

収入がなくなるかも...という不安から、いざフリーランスへ踏み出せないんです。

 

家庭をもたない独身の若いうちにフリーランスを経験しておきたいです。

 

3.収入を増やしたければ副業でもできるから

単に収入を増やす目的であれば、あえてフリーランスにならなくてもいくらでもそれを増やす手段はあります。

企業に所属しつつ、クラウドアウトソーシングなどで副業程度の案件を受ければ良いです。

 

収入を増やしたいがために、あえてフリーランスになるのはやめた方が良いですね。

 

4.他の業務(税務関連)も大変そうだから

 

フリーランスであれば、エンジニアとしての仕事に加えて、請求書の作成確定申告などの税務処理もしなければなりません。

≫フリーランスエンジニアは確定申告もやる必要がある

また、毎年のように変わるあらたな税制度(インボイスなど)も学び、適宜対応しないといけません。

 

税務関連は無視するわけにはいかないので、仕事の合間を縫って(仕事後や休日)作業するしかないんです。

 

以上、SESエンジニアからフリーランスにならない理由について解説しました。

次節、SESエンジニアとフリーランスの違いについて触れていきます。

 

2.SESエンジニアとフリーランスエンジニアの違い

SESエンジニア フリーランスエンジニア
責任 比較的軽い 重い
仕事内容 設計・開発、保守・運用など 営業、企画、設計・開発、保守・運用など
収入 給与:比較的低い 報酬:多い
難易度 簡単 難しい
税務処理 会社が代行 自身で行う
安定度 高い 比較的低い

 

上記6項目の違いについて解説します。

 

責任

SESエンジニア フリーランスエンジニア
責任 比較的軽い 重い

 

企業に属するSESエンジニアの場合は、SES契約にもとづいて仕事をしていきます。

SES契約は労働力を提供するだけで、製品の納品義務がありません。

≫SES契約

 

一方でフリーランスエンジニアの場合は、エージェントを介すなどしてSES契約で案件に参画することもあります。

この時点で、両者とも同じSES契約の元で仕事をしていくので、違いはありません。

 

ですがフリーランスであれば個人的に仕事を獲得することもあります。

そうした意味では、きちんと納期までに製品を納品する責任があるので、責任は重いです。

 

仕事内容

SESエンジニア フリーランスエンジニア
仕事内容 設計・開発、保守・運用など 営業、企画、設計・開発、保守・運用など

 

企業に属するSESエンジニアもフリーランスエンジニアも同じエンジニアなので、仕事はほぼ同じです。

SES契約でプロジェクトに参画する場合には、どちらも下流工程が多い印象です。

企業に属するSESエンジニアであれば、仕事は会社が探してきてくれます。

 

一方、フリーランスエンジニアであれば自分で仕事獲得のため、自分で「営業」もします。

とはいえ、エージェントにを利用すれば、あなたに合った仕事や希望の仕事を探してきてくれます。

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個人的に仕事を受ける場合だと、クライアントの要望を聞いたり企画案を出すこともあるので、開発の上流にも携われます。

 

収入

SESエンジニア フリーランスエンジニア
仕事内容 給与:比較的低い 報酬:多い

 

企業に属するSESエンジニアであれば、会社からの給与が主な収入です。

クライアントからの報酬をまずは企業で受け取り、企業の利益分を引いた残りがSESエンジニアの給与になる感じです。

 

一方でフリーランスエンジニアの場合ですと、クライアントからの報酬がそのままエンジニアの収入になります。

必要な経費も少ないので、利益率も高いのです。

 

さらにいくつもの案件を掛け持ちしていたりすると、月100万円の収入となることもめずらしくありません。

 

難易度

SESエンジニア フリーランスエンジニア
難易度 簡単 難しい

 

なるための難易度は、企業に属するSESエンジニアであればカンタンです。

未経験だとしても、会社としてチームを組んでいくので、先輩など有識者のサポートを受けつつ仕事をしていくからです。

新卒はもちろんのこと、20代後半未経験でも採用してくれるところもあります。

 

一方でフリーランスであれば話は別。

それまでのエンジニアとしての経験やスキルを求められます

なぜなら、企業のSESエンジニアであればクライアントは企業に対し仕事を依頼するのに対し、フリーランスでは個人に仕事を依頼します

個人的に仕事を獲得するにも、ポートフォリオなどで自分の実績のアピールが必要です。

 

税務処理

SESエンジニア フリーランスエンジニア
税務処理 会社が代行 自身で行う

 

企業のSESエンジニアですと、所得税など納税額算出や納税手続きは所属する会社がやってくれます。

エンジニアは、年末調整の用紙を記載するだけです。

 

フリーランスであれば、確定申告を毎年2月から3月の間に自分でしなければなりません。

総収入から経費や控除額などを差し引き、最終的に納税額を算出しその手続きも自分で行います

 

最初は聞き慣れない税に関する用語に戸惑いますが、毎年やっていると慣れてきます。

どうしても自分でできないのであれば、税理士に依頼することもできますよ。

 

安定度

SESエンジニア フリーランスエンジニア
安定度 高い 比較的低い

 

企業のSESエンジニアですと、万が一仕事がなくても毎月給与という形で収入が得られます

「解雇」や「倒産」にならなければ、ずっと会社に居続けることができます。

 

ですがフリーランスであれば、仕事がない場合は収入がありません

また、エージェントによる紹介で、仕事(案件)があってもその仕事(案件)がずっと続くという保証もありません。

 

基本的には開発が終了すれば、仕事(案件)の契約も切れることが多いです。

引き続き契約してもらえるよう、開発中の自己アピールは大切です。

 

以上、SESエンジニアとフリーランスエンジニアの違いを解説しました。

次節、SESエンジニアからフリーランスエンジニアになるメリット・デメリットを解説します。

 

3.SESエンジニアからフリーランスになるメリット・デメリット

メリット デメリット
・高収入が期待
・働き方は自由
・好きな仕事ができる
・不安がつきまとう
・他の仕事が多い

 

ざっとこんな感じです。

まずはメリットから解説しますね。

 

メリット

メリット
・高収入が期待
・働き方は自由
・好きな仕事ができる

 

行った仕事に対する報酬は丸っと得ることができます。

いくつも仕事をこなせばこなすほど、収入は増えていきます

最初から複数持つことは大変なので、慣れたら増やしていく感じでOKです。

 

また、会社に属していないので、働く時間や場所にも制限はありません

会社や上司の都合にも影響されないので、やりたいことや得意を活かせる仕事を探してすることができます

 

デメリット

デメリット
・不安がつきまとう
・他の仕事が多い

 

会社に所属していないので、仕事がいつもあるわけではありません。

しかも、SES契約の仕事だと、基本的にその開発案件が終われば契約終了です。

そうなれば、収入が途絶えてしまいます。

携わっている仕事のクライアントにしっかりとアピールし、継続して契約がもらえるよう努力も必要です。

 

また、仕事はエンジニアとしての仕事のほか、税務関連などの処理も行います。

エンジニアとしての仕事が忙しい中での確定申告はめんどうです。

でもそれは最初だけ。

毎年やっていると慣れていくものなので、そんな心配はいりません。

いざとなれば税理士に依頼すれば良いです。

 

4.SESエンジニアからフリーランスになるにあたり必要なスキル

  1. プログラミング(開発)スキル|3年以上
  2. チーム開発スキル
  3. コミュニケーションスキル
  4. リーダースキル

 

1.プログラミング(開発)スキル|3年以上

エンジニアに必須のスキルで、これがないと仕事ができません。

もう少し具体的にいうと、

  • PHPやRubyなどバックエンド開発言語の使用経験
  • HTMLやCSS、Js、Vue、Reactなどフロントエンドスキルの使用経験
  • フレームワークの使用経験
  • MySqlなどデータベースの使用経験など

 

案件によって異なりますが、最低限上記のスキルは3年以上は経験しておきたいですね。

エージェントによる案件紹介では、下記のとおり具体的な経験年数も記載されていることが多いですから。

レバテック案件例 (1)

レバテックフリーランス 

 

また、あなた自身で作ったオリジナルアプリ(ポートフォリオ)も提示できると、独学力やスキルを保持しているという証明にもなります。

より説得力が増すので、採用に良い影響となりますよ。

 

2.チーム開発スキル

エージェントによる案件紹介では、チーム開発のメンバー要員として仕事を受けることが多いです。

なので、Gitを使った経験ソースコードのレビューの経験なども求められます。

 

実際の企業との面談では、チーム開発による成功経験や失敗経験を聞かれることもあります。

経験から学んだことを今後どう活かしていくのか、しっかりまとめておきましょう。

 

3.コミュニケーションスキル

チームメンバーやクライアント、ディレクターの方などとコミュニケーションをとる機会は多いです。

特にリモートワークにおいては、SlackやBackLogを使って「文章」でやりとりします。

なので、きちんと内容を伝えるという伝えるスキルは重要です。

 

コミュニケーションをとる相手は、IT経験者ばかりではありません。

IT経験がない方とのコミュニケーションもあります。

なので、専門用語を極力使わず、内容を砕きながらわかりやすく伝えるスキルも必要です。

 

4.リーダースキル

30代以上のエンジニアにもなると、リーダー的なスキルが求められます。

こうしたスキルを持つエンジニアはリードエンジニアと呼ばれています。

リードエンジニアは、ソースコードのレビューをしたり開発チームを牽引するリーダー的な仕事や、エンジニアへの仕事の割り振りや調整など、マネジメント的な仕事もあります。

 

リーダー経験がある方ですと、開発要員のエンジニアの他に、リーダー的な役割でのエンジニア採用も期待できます。

 

以上、SESエンジニアからフリーランスエンジニアになるために必要なスキルをご紹介しました。

下記に、フリーランス案件を多く保持するエージェントをご紹介しておきますね。

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5.SESエンジニアからフリーランスになる方法

  1. IT系フリーランスエージェントを利用する
  2. プログラミングスクールを受講する
  3. 在籍している会社から仕事(案件)を分けてもらう

 

1.IT系フリーランスエージェントを利用する

一番手っ取り早く仕事を見つける方法は、IT系のフリーランス向けエージェントを利用することです。

担当者があなたに付いて、あなたに合った仕事(案件)を紹介してくれます。

もちろん、やりたい仕事や週2、週3などの働き方などあなたの希望も聞いてくれますよ。

 

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2.プログラミングスクールを受講する

スキル不足が心配だという方は、プログラミングスクールを受講するのもアリ。

スキル習得に加えて、フリーランスとして仕事の獲得方法も学べます。

SESエンジニアとして働いた経験もあるので、受講についていくのもカンタンでしょう。

 

テックブーストや侍エンジニアはフリーランスに必要なスキル、ノウハウなど習得できるフリーランス向けコースが完備されていますよ。

≫テックブーストを受講しフリーランスになって稼いでいく方法(手順)|体験談あり

≫侍エンジニアは働きながら受講できる理由|受講生の苦悩から学べること

 

3.在籍している会社から仕事(案件)を分けてもらう

円満に退職できるのであれば、今の会社と個人的な契約を結んで、仕事(案件)を分けてもらうのもアリですね。

立場は違うけど、同じ仲間と一緒に仕事をしていけます。

慣れた環境でもあるので、気持ち的にも安心です。

 

6.SESエンジニアからフリーランスに転向しやっておくべきこと

  1. スキルのキャッチアップ
  2. 案件や仕事は複数持っておくこと
  3. コミュニケーションは積極的に取る

 

フリーランスとして生き残っていくためには必要なことです。

順に解説していきます。

 

1.スキルのキャッチアップ

IT技術は日々進化し続けています。

それに伴い、あたらしい技術を取り入れた仕事(案件)も多いです。

事実、エージェントの紹介案件では、バックエンドに関してはフレームワークを使わない開発はほぼありません。

フロントエンドのJavascriptも、Vue.jsやReactといったフレームワークが使われています。

 

スキルに遅れをとってしまうと、仕事(案件)ももらえません

 

なので、常にあたらしいスキルにアンテナを張って、それを習得するよう心がけましょう。

あたらしいスキルを使ったオリジナルアプリ(ポートフォリオ)を作っておくことで、それがスキル習得の証明にもなりますよ。

 

あたらしいスキルを習得する方法など、QiitaZennなどに書き記すのも良いです。

エージェントの紹介案件では、技術書や技術ブログを採用の評価にしている企業もありますので。

 

2.案件や仕事は複数持っておくこと

いくつかの収入源を持っておきましょう。

たとえ一つの仕事がなくなっても、別の収入源があれば多少安心です。

 

とはいえ、いきなり複数の仕事(案件)を抱えるのはキツイかもしれません。

なので、まずは一つの仕事(案件)で慣れておいて、そこから増やしていってくださいね。

 

また、エージェントによる紹介案件だけでなく、あなた自身でも個別で営業活動しながら仕事を獲得していきましょう。

そのためにも、あなたがこれまで作ったポートフォリオは効果的です。

 

3.コミュニケーションは積極的に取る

企業のSESエンジニアであれば、エンジニア個人のスキルや人間性の評価よりも、企業間の関係性で仕事ができていました。

なので、多少コミュニケーションが薄いエンジニアでも、企業パワーでなんとか仕事はできていました。

 

ですが、フリーランスエンジニアであれば、あなた個人とクライアント企業との関係です。

エンジニアとしてのスキルはもちろん、人間性も評価の対象です。

ですから、積極的にコミュニケーションを取って、一緒に仕事をしたいと思ってもらうようにしましょう。

 

また、ITの勉強会などにも参加しておき、さまざまな人と交流を持っておきましょう。

そこから仕事をもらえるということもあるので。

 

7.SESエンジニアからフリーランスへの転向に向いている方

  1. 設計や開発に一通り携わったことがある方
  2. あらたなこと、好きなことに挑戦したい方

 

上記2つとも当てはまる方が、フリーランスへの転向に向いていると言えます。

 

1.設計や開発に一通り携わったことがある方

エージェントによる案件紹介における企業面談の際には、これまでの開発経験を問われます。

設計やプログラミングなどの開発経験は、エンジニアとして最低経験しておきたいです。

 

さらに開発スキルにおいては、一つのスキルにつき3年は経験しておきたいですね。

例えばPHP/Laravelの経験3年とか、Ruby(Rails)3年などです。

 

エンジニアとして仕事をしていれば、この条件は当然満たせるはずです。

 

2.あらたなこと、好きなことに挑戦したい方

これが一番大事。

なぜなら、フリーランスになると普段の仕事に加えて、税務処理などもやらないといけません。

自分で営業することも必要です。

会社員ではやらなかったことをしないといけません

そうしたことを楽しんでやれる人が、フリーランスとして向いていると思います。

 

事実、僕は税務処理なんてしたこともなかったけど、実際自分でやってみると楽しいなと思えるようになりました。

税理士に頼めば一発でやってくれますが、今でも自分で確定申告はやっています。

 

また、エージェントのクライアントワークの他にも、自分で営業に回って仕事を取ってくることもできました。

 

SESエンジニアからフリーランスへの転向をやめといたほうが良い方

  1. 単なる高収入目当て
  2. 土日や休日は休みたい方
  3. 会社という組織が合わない

 

収入を増やしたければ、普段の仕事の時間以外でバイトなど副業で稼ぐことができます。

 

また、フリーランスであれば休みはないと思った方が良いです。

いつ仕事が途絶えるかわからない不安が付き纏うので、休日と呼べる日もあらたにスキルアップしたり、営業周りをしています。

ゆっくりと休めたという日はないんじゃないかなと思います。

 

それにフリーランスは基本的に孤独なので、叱ってくれる人も、うるさく口出ししてくる人もいません。

仲間の助言を得たくても、得られない状況が精神的にキツイです。

 

フリーランスになっても、再度企業のSESエンジニアに戻ることもできる

 

フリーランスになると、それまで気づかなかったこと、知り得なかったことがどんどん見えてきます。

例えば、フリーランスになってみて、まずは僕自身のエンジニアとしてスキル不足が露呈しました。

そのせいで仕事(案件)の獲得にも影響があったので、その不足スキルの習得にも取り組めました

スキルを得ることで、仕事(案件)も獲得できるようになりました。

 

もし僕が会社員のSESエンジニアのままでは、スキル不足という致命的なことが気づけなかったと思います。

そうなると、会社員としてSESエンジニアをやり続けるリスクは大きいと言えます。

≫やばい!|客先常駐(SES)ばかり渡り歩いたおっさんの末路

 

そうした意味では、フリーランスに一度挑戦してみる価値はあるはず

もしフリーランスが合わないと思えば、いつでも会社員のエンジニアには戻れるんですからね。

 

まとめ|あらたな挑戦をしたい方はぜひフリーランスを目指そう!

最後に要点をまとめて終わりにします。

 

企業のSESエンジニアがフリーランスにならない理由は以下の通り。

  1. スキル不足であることがわかっている
  2. 企業に所属するほうが収入的には安定
  3. 収入を増やしたければ副業でもできるから
  4. 他の業務(税務関連)も大変そうだから

 

SESエンジニアとフリーランスエンジニアの違いは以下のとおり

SESエンジニア フリーランスエンジニア
責任 比較的軽い 重い
仕事内容 設計・開発、保守・運用など 営業、企画、設計・開発、保守・運用など
収入 給与:比較的低い 報酬:多い
難易度 簡単 難しい
税務処理 会社が代行 自身で行う
安定度 高い 比較的低い

 

SESエンジニアからフリーランスになるメリット・デメリットは以下の通り

メリット デメリット
・高収入が期待
・働き方は自由
・好きな仕事ができる
・不安がつきまとう
・他の仕事が多い

 

SESエンジニアからフリーランスになるにあたり必要なスキルは以下のとおり

  1. プログラミング(開発)スキル|3年以上
  2. チーム開発スキル
  3. コミュニケーションスキル
  4. リーダースキル

 

スタートで出遅れないためにも、今のうちに身につけておきましょう。

 

SESエンジニアからフリーランスになってやっておくべきこと

  1. スキルのキャッチアップ
  2. 案件や仕事は複数持っておくこと
  3. コミュニケーションは積極的に取る

 

フリーランスになって生き残っていくために必要なスキルです。

 

SESエンジニアからフリーランスへの転向に向いている方は次のとおり

  1. 設計や開発に一通り携わったことがある方
  2. あらたなこと、好きなことに挑戦したい方

 

逆に向いていない方は以下のとおりです。

  1. 単なる高収入目当て
  2. 土日や休日は休みたい方
  3. 会社という組織が合わない

あまり考えすぎたり臆病になっていると、フリーランスにはなれません。

いざフリーランスになってみて、やっぱり会社員がいいと思えば、再度会社のエンジニアに戻れますよ。

素直に、あたらしいことに挑戦したい!という方はぜひ一度、エージェントに相談してみてくださいね!

 

はじめてのIT系フリーランスにおすすめなエージェント!

実際に僕も使って良かったものをご紹介します!

最初は、下記エージェントから3つほど登録(無料)しておくことをオススメします!

仕事を幅広く探すことができるし、相性が良いエージェントに出会うためです。

エージェント選びに失敗しない!

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オススメポイント

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