20代未経験からWEBプログラマーになれるのですか?
その際、あらかじめプログラミングなどの知識は必要?
その他、どんな学習をしておけば良いの?
本記事の内容
- 未経験からWEBプログラマーになれる理由
- なぜ未経験からWEBプログラマーがオススメなのか
- 未経験でWEBプログラマーを目指す際に得ておきたい知識やスキル
結論をいうと、未経験からでもWEB系のプログラマーにはなれます。
ですから、未経験からWEB系のプログラマーを目指したいと思っている方!
あなたのその考えには僕は賛成で、ぜひオススメします!。
IT企業などでSESやWEBなど17年活動してきた、現在WEB系フリーランスの僕が解説していきます。
本記事の内容は、以下目次をご覧くださいね!
1.未経験からWEBプログラマーになれる理由
未経験からWEBプログラマーになれる理由は以下の通りです。
- 新卒入社だから
- 企業は若手ITエンジニアを必要としている
関連大学生が未経験でプログラマーになるには?その後のキャリアも見据えておこう!
1.新卒入社だから
新卒入社であれば、未経験の方であってもWEBプログラマーになることは可能です。
まず企業というのは、新卒採用に限っては入社の採用に関してのハードルは低いです(というか無いに等しい)
若手を育てていく義務が企業にはありますから、未経験でも入社しやすいようになっています。
なので、未経験で入社しても入社研修や実務経験による研修(OJT)などにより、WEBプログラマーとしてのスキルをつけていけるのです。
バイトからWEBプログラマーになれる!?
僕がWEB会社に在籍していたころ、バイトでデータ入力をしていた短大生がいました。
真面目にコツコツとデータ入力をしていましたよ。
その短大生は卒業後、WEBプログラマーになりたいということで、そのままバイトしていたWEB会社に就職したという事実もあるくらいです。
もちろんIT知識などプログラミングは全くの未経験。
本人のWEBプログラマーになりたいという「やる気」と「人柄」などが採用のポイントだったようです。
なので、未経験で新卒入社を考えている20代の方は、WEBプログラマーとしてのスキルや知識を問われ、それが採用に関わることはありませんよ。
2.企業は若手ITエンジニアを必要としている
もしあなたが、WEBなどのIT関連とは無関係の仕事から転職しWEBプログラマーを目指したい場合であっても、企業はまだまだ採用に関してはハードルは低いです。
慢性的なITエンジニア不足
経済産業省のデータによりますと、2020年現在ITエンジニアの不足人員は約30万人。
これが2030年にもなると、40万人以上になるとも言われています。
関連【プログラマーの需要と将来性】エンジニアとして生き残るための将来設計とは
もちろんこれは、WEBだけに限ったことではなく、AIやIoT、ビッグデータなどITに関わるエンジニア全体の人数です。
あなたが今後、WEBのみに留まらずAIなどの最先端技術に携わりたいと思った場合にも、幅広いチャンスがあるということなのです。
紙媒体からWEBへのシフト(経験談)
主に雑誌など紙媒体を商品としている企業においては、WEBプログラマーなどエンジニアを求めています。
なぜなら、例えば印刷業界などは、これまでの紙媒体事業を持ちつつWEB事業への参入をしていたのです。
以前僕が転職する際、WEB事業のみ扱うWEB会社も検討していましたが、印刷業界への転職も視野に入れました。
理由は、ユーザーが雑誌(紙媒体)などよりもWEBでの閲覧に需要がシフトしている現状があったからです。
「印刷業界ではもしかすると、プログラマーなどのITエンジニアを募集しているのでは?」
と、県内地元の有力印刷会社のホームページを手当たり次第調べたのです。
...すると、WEBプログラマーの募集がありました。
当時僕はそれまでIT企業にいたのですが、WEB(業界)経験はありませんでした。
ですがこれまで得てきたITスキルを買われ、中途入社もできました。
紙媒体事業を中心としている企業(印刷会社など)はWEB事業への参入をしています。
もちろん、有名企業であると資金力も豊富で、WEBという新事業へ参入するための体制は整っていますから入社後の教育も十分なのです。
なので、印刷業界など紙媒体を主力としている企業は、未経験からWEBプログラマーになりやすいですよ。
エージェントを使えば、あなたがWEBプログラマーとして活躍できる会社を探してくれますよ!
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2.なぜ未経験からWEBプログラマーがオススメなのか
では、なぜ未経験の方に「WEBプログラマー」をオススメするのか...
理由は以下の2つです。
- 業務的に理解しやすい
- 環境構築が簡単
1.業務的に理解しやすい
WEB系の開発するためには、クライアントの「やりたいこと」を理解しないといけません。
ですが、このクライアントの「やりたいこと」を理解することがWEB業界は簡単なのです。
例えば、
(クライアント)
予約システムを作りたい!
cmsを作りたい!
ECサイトを作りたい!
SNSみたいなコミュニケーションツールも作りたい!...
このように、普段僕たちがスマホやパソコンで使っているサービスを作ることが主な仕事です。
ですから、クライアントの作りたいモノを頭の中でイメージしやすいし、具体的なサンプルなどはWEB上にいくらでもあるので、クラインアントとの意思疎通が正確にできるのです。
ですから、煩わしい設計作業も楽になり、後から機能漏れなど重大なミスも防ぐことができます。
SES(IT系企業)だと業務理解が難しい...
IT企業などのプログラマー(特にSES)は、どちらかというと会社の基幹業務なども作ります。
基幹業務ともなると決済システムといったその会社独特のルールや用語などがありますから、まずはその理解をしなければなりません。
事実、会社独特のルールや用語など経営システムを熟知するのが大変なのです。
ですから、プログラミング云々よりも前に、まずはその会社(クライアント)の経営システムの理解が必要なのです。
僕はこの経営システムの理解にすごく苦しみ、設計書すら書けなかったことがあります。
WEBプログラマーは、普段僕たちが使っているサービスを作ることが多いですから、非常に理解しやすく作りやすいのです!
関連【プログラマーの種類4つをご紹介】初心者におすすめはコレ!1つを極めれば他もできます!!
2.環境構築が簡単(だからすぐにいつでも製作可能!)
WEBサービスを構築するための開発環境が簡単!。
だから、自宅にいても興味のある好きなWEBサービスを作ることも可能です!
WEBサービスを作るために、必要なものは以下のとおりです。
- パソコン
- インターネット環境
関連プログラミングを学ぶのに必要なものは2つだけ!特別なスキル・知識は不要です【僕がそうだった】
たったこれだけでWEBサービスが作れてしまいますから、すごく手軽ですよね!
そして作ったサービスはレンタルサーバー に載せておけばOK!
レンタルサーバー は月額900円(税抜)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』がオススメですよ♪
ドメインも以下よりお好きなものを選んでくださいね!
これで、あなただけのWEBサービスが出来上がります。
趣味として、プログラミング学習として、いつでもプログラミングに携われるのがWEBプログラマーの良いところなのです!
ですから、WEBプログラマーとしてのスキルアップも容易にできてしまいますよ。
3.未経験でWEBプログラマーを目指す際に得ておきたい知識やスキル
でも、未経験でWEBプログラマーを目指すには、やはりある程度のWEB知識やスキルがあると便利です。
入社した際の研修にもついていけますから、スタートで遅れてしまうという心配もありません。
では、WEBプログラマーを目指す際に持っておきたい知識やスキルについて解説しますね。
- プログラミング能力
- 情報系資格試験「基本情報技術者資格」
1.プログラミング能力
まずはWEBプログラマーとして必須スキルである「プログラミング能力」!
新卒入社した際には、研修などOJTでも十分に学べます。
ですが、全くの未経験者とある程度の経験者では、入社した際の研修などの理解力に差が出ます。
差が出ると、現場での活躍にも差が出てしまいますから、ある程度の学習はしておいたほうが良いです。
独学でもプログラミングは学べる!しかし...
独学でもプログラミングは学べます。
ですが、学習方法を間違ってしまうと、なかなか前に進めず途中で挫折してしまう恐れもあるのです。
エラーが出まくったり、やりたい機能が出来ないとうんざりしますよ。
解決に1日掛かったりすることもあるので、根気が必要です。
どういった学習が良いのかは以下リンクをご覧くださいね!
関連【初心者がプログラミングを独学するための勉強法まとめ】学習に自信がない人に教えます!
プログラミングスクールなら確実!(挫折回避できる)
プログラミングスクールで学ぶのであれば、挫折する可能性はかなり低くなります。
というよりは、最後までしっかり学べます。
理由は、あなた専属にプログラミングを教えてくれるメンター(現役エンジニア)がいるのです。
悩んでしまても、メンターにすぐに聞いて回答を得ることが出来ます。
ですから、プログラミングスクールでは、プログラミング作業がなかなか進まないといった状況を回避できますよ。
もちろん、あなたの現状のスキルや知識に合わせたカリキュラムを作成してくれますから、無理なくプログラミングを学べます。
地方の方でもオンライン授業があるからご心配なく!
以下リンクでは、受講後の就職もサポートしてくれるプログラミングスクールをご紹介しています!
2.「基本情報技術者資格」を取得しWEB開発に必要な知識を得る
WEB系についての知識を深めるなら、「基本情報技術者資格」も取得しておきたいところです。
なぜなら、WEB系のお仕事に携わるなら、サーバーやネットワーク、インターネット、セキュリティなどといった知識も必要だからです。
それら知識を効率よく学べるものが「基本情報技術者資格」ということなのです。
基本情報技術者資格を取得してWEB知識を深める
WEB知識を身につけようと、最初から分厚いサーバー専門書やセキュリティ専門書を読んでも、難しくよく分かりませんし飽きてしまいます。
それよりも「基本情報技術者資格」取得に向けた学習が最適です!
「基本情報技術者資格」は、WEBプログラマーとして必要な、サーバーやネットワーク、インターネット、セキュリティなど幅広い知識が効率よく学べます。
合格率は約25%で、プログラマー向けの難易度となっていますから、ぜひチャレンジしてくださいね!
関連【基本情報技術者試験の難易度や合格率】他の試験と比較し解説します!
学習方法などを以下リンクでまとめてます!
関連【基本情報技術者試験の失敗しない勉強法】忙しく時間がない方必見!!(経験談)
取得するメリットもあるので、以下リンクよりご覧くださいね!
関連【基本情報技術者】資格を取得するメリット6つ!キャリアアップや就職・転職にも有利!!
WEBプログラマーはプログラミングだけできればよいというものではない
WEBプログラマーは、プログラミングだけできればよいわけではありません。
よくある話で、クライアント(お客さん)から
「どのサーバーが良いかな?」
「セキュリティ対策は大丈夫?」
こんな質問や疑問を投げかけられることもあります。
クライアントのサービスに適したサーバー選びが出来ないと、オーバースペックとなりクライアントに余計な費用を掛けてしまいます。
逆だと、十分なサービス運用ができません。
もちろんセキュリティが不十分だと、重大な問題を起こしてしまいます。
ですから、しっかりとプログラミング以外のWEB知識を身に付けておく必要があるのです。
4.まとめ
未経験からWEBプログラマーを目指すことは可能です。
僕はぜひオススメしたいです。
自宅にいながらでも好きなサービスを作れるし、環境構築も簡単!
だから、プログラミングスキルが身につきやすいです。
スキルアップしていくとプログラミングに対するモチベーションも上がりますよね!
そうなると、WEBプログラマーの仕事も楽しくなりますよ。
さらにプログラミングをあらかじめ学んでおいたり、幅広いWEB知識を持っておくと、入社の際の研修における理解度もアップ!
ですから、現場で活躍できるのも早いですよ!
関連WEB系プログラマーの仕事内容を具体的に知りたい方が読むべき記事