新人社員なんだけど、、、

プログラミングができなくて辛いです...
毎日仕事に行くのがすごく憂鬱...
センスがないのだろうか、もう辞めてしまいたい。
本記事の内容
- 一旦辞めて転職しましょう|あなたのプログラミング経験は活きる
- プログラミングができなくて辛かった理由とは
- プログラミングはセンスだということ
- もう一度、プログラミングをやりたい気持ちになった時は趣味で始めてみること
プログラミングができなくて辛いなら、一旦転職することをおすすめします。
僕は現在フリーランスとしてクライアントから仕事をもらい、WEBサービスの開発などやっています。
しかし、過去にはあなたと同じようにプログラミングができなくて辛くなり、転職した経験があります。
プログラミングとは縁のない違う職種へ転職したことにより、「もう一度プログラミングに携わりたい」という気持ちになったんです。
この記事では「プログラミングができなくて辛い」と思う新人社員の方に、持ち前のプログラミング能力は活きるということと、再びプログラミングに携わりたくなった時のリスタート方法など解説していきます。

新人社員であれば、難しいことばかりやっていたので精神的に非常に疲れます。
長い人生ですから、少しくらい寄り道することもいい経験なんです。
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目次
新人社員でプログラミングができなくて辛いなら、一旦転職することをおすすめします
できなくて辛いプログラミングの仕事から離れて、別の職種に転職しましょう。
一旦転職してみることで、その辛かった気持ちはなくなります。

しかも1年や2年、他の仕事をしたからとそれが今後あなたに悪影響を与えることはないです。
別の職種に転職しよう
プログラミングから離れ、別の職種へ転職をしましょう。
なぜなら、世の中まだまだIT技術が導入されていない会社がたくさんあります。
あなたは少なくともIT技術に携わってきましたから、その不便さにきっと気づくこととなるはずです。

あなたにもできることが見つかる!
僕が転職した会社はプログラミングなどはもちろん、IT技術とはほぼ無縁の会社。
社内にはPCはあるけど、使うものはエクセルやワードくらいです。
社内の業務管理や社員管理は、原始的な紙でやっていたので、管理の不便さも感じていました。
そうなると、自分でもっと便利にするにはどうしたらいいのか...と考えるようになります。
なので、僕のできる範囲内で(エクセルの)関数やAccessでデータ集計したりしながら会社の不便を解消していきました。
決してゴリゴリのプログラミングとかではありません。
ちょっと便利にできないかなと、自分なりに考えるようになり色んな便利ツールなどをつくっていました。
そしてその中で、プログラミングに対する新たな目標や、やってみたいこと、得意なことも発見できましたよ。
少し自己満のようですが、自分で考え自分のペースで便利ツールが作れると、なんだか自分に自信が持てるようになります。

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プログラミングができなくて辛いと思う理由を考える
一旦、別の職種へ転職することが大事。
なぜなら、プログラミングから離れることで、その辛かった理由を冷静に考えることができるからです。
最初は、転職先の業務など覚えることいっぱいで大変です。
ですが、それに慣れてくると、じわりと辛かった理由を考えられるようになりますよ。
考えること:「プログラミングができなくて辛いと思う理由」
当時の僕の例ですと、プログラミングができなくて辛い理由は以下のとおりでした。
- 正しいコードを書いたのに、思った通りに動かない。
- バグ改修ができない。
- コードを書くのも面倒。
- 叱られるばかりで、とにかくやっていることがよく分からない。
...プログラミングに対するセンスがないんじゃないかと思ってしまい、働くことに対しても意欲を失っていました。
しかし、上記をよく見てみると、そもそも携わったシステム自体をよく理解できていなかったことがあると感じました。
それもそのはず。
- 巨大システムのほんの一部しか携わっていない。
- 開発途中から参入したので、全体像が見えない。
- 企業の基幹システムだから、専門用語とかが理解できていなかった。
そもそも、携わったプロジェクト自体が難しかったのだと思うようになったのです。
これでは、設計書も理解できなければ、プログラミングの楽しさを味わえないことを知りました。
このように、一旦プログラミングから離れて別の仕事をすることで、プログラミングができなかったことに対し冷静に考えることができます。
転職で別の仕事をしつつ、ゆっくり自分と向き合ってみるのがオススメです。
日々、猛烈に働き、猛烈に疲れていると、冷静に物事を考えること自体が出来なくなってしまいます。
プログラミングができなくて辛くなると「センスがない」...「会社に行きたくない」とますます感情が悲観的になります。
でも、新人社員にとってプログラミングに対するセンスは誰も期待してませんよ。
むしろ継続することを期待しているのです。
でもプログラミングはセンスです
とはいえ、プログラミングはセンスです。
「プログラミングはセンスだ!」という声をよく耳にしますが、これには僕も賛同します。
そして、僕が思うプログラミングのセンスとは、
「綺麗なソースコード」であること
具体的には、「書いたプログラムが誰にでも理解でき、メンテナンスする際にも容易であること」です。
しかし、これは初心者や新人社員にとっては不可能なこと。
なぜならプログラミングのセンスは、プログラミングを試行錯誤しながら継続していくことで生まれるものだからです。
絵とか工芸品などといった最初から持っている美的センスとは違います。
ではもっと具体的に、プログラミングのセンスについて以下2つを解説します。
- センスがない:汚いソースコードの弊害
- センスを身に付ける:綺麗なソースコードにするにはどうするのか
1.センスがない:汚いソースコードの弊害
センスのない「汚いソースコード」は、どんな技術者でも非常に困ります。
どんなに高技術・高機能を実装した、いわゆるすごいソースコードでも「汚いソースコード」だとしたらどうでしょうか?
例えば、「汚いソースコード」の例をいくつかあげてみます。
- ネストが何重にもなっている(規約無視?)
- 1つのメソッドが異様に長い(もう絶望)
- 実行されないコードが残っている(テストで使ったもの?)
- コメントが嘘(というか非メンテ)
- View部分に複雑なロジック(MVCモデル無視?)
- 絶対に一方(trueかfalse)しか通らないif文(なぜ!?)
- 変数名が連番、謎の数値を示すマジックナンバー(もはや適当)...
...その他にもたくさんあります。
しかし、上記のようなソースコードを、今後別の技術者が改造やメンテナンスしようとした場合、非常に困りませんか?
まず、そのコードを解析し影響範囲など見極めないとバグを産んでしまいます。
余計なことを考えるばかりで、中々改造作業に入ることはできませんから苦痛です。
ですので、改造する技術者にとって、苦痛でしかない「汚いソースコード」をセンスのないソースコードというのです。
また、そんなソースコードを書いたプログラマーは「センスがない」と言います。
もう一度言いますが、新人社員にはこのようなプログラミングに対するセンスは誰も期待してません。
ですから、センスの心配なんてしなくて大丈夫です。
しかし、後々センスは身につけなければなりません。
次節で解説します。
2.センスを身に付ける:綺麗なソースコードにするには長年の経験が必要
誰が見ても「綺麗なソースコード」にするためには、長年の経験が必要なのです。
基礎から学び、そこから応用的なことが出来てこそセンスが生まれるものです。
ではセンスを身に付けるにはどうするのか...
- まず、あなた流にソースコードを書いてみる(実践)
- あなたの書いたソースコードを添削してもらう(チェック)
- 他人のソースコードを見てみる(良いと思ったことを真似て勉強)
第三者に見てもらうことで、独りよがりなソースコードは避けられます。
他の人のソースコードを見て新たな知識や、使い方など習得できます。
プログラミングのセンスとは、最初から生まれ持ったものではありません。
また、新人社員であるあなたは、センス云々の前にスキルを身につけようとしている初歩的な段階です。
上記3つを経験し続けることにより、プログラミングのスキルだけでなく、センスも磨かれていくのです。
もう一度、プログラミングをやりたい気持ちになった時には趣味で始めてみよう
これまで仕事でやってきたプログラミングは辛かったでしょう。
しかし、趣味として始めると...
- あなたのペースでプログラミングができる。
- あなたのスキルにあったモノが作れる。
- つまずいても、根気よく調べて解決することができる。
- 継続してプログラミングに携われる
上記のことを、無理なく興味を持ちながらプログラミングに携われます。
前述したように僕は転職した際、(MS)Accessでデータ管理するシステムを作りました。
そもそも作ろうと思ったきっかけは、僕が会社のあらゆる管理体制に対し不便さを持っていたから。
そこで、SQLという言語でDB操作し必要なデータを出すだけの簡単なものを作ったのです。
簡単なものとはいえ、当時の僕にとってはSQLを理解し、試行錯誤しながら楽しさを味わえる機会だったのです。
楽しみながらプログラミングできることは、試行錯誤することも継続していくことも全く苦にはなりません。
また、いつの間にかスキルアップしていることにも驚くはずです。
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まとめ:プログラミングができなくて辛いなら、一旦転職しましょう
プログラミングができなくて辛いなら、一旦転職することをおすすめします!
- 一旦、転職することをおすすめします➡︎あなたにできることが見つかるかも。
- 「プログラミングができなくて辛かった理由」を考えてみましょう➡︎冷静になることで辛い理由が分かる。
- プログラミングはセンスです➡︎それは継続することで生まれます。だからセンスがないなんて思わないで。
- もう一度、プログラミングをやりたい気持ちになった時は趣味で始めてみよう➡︎継続することが苦でなくなる(スキルアップ可能)
転職は決して悪いことではありません(僕も4回しています)。
その経験から、学べたことはたくさんあります。
むしろ、そこからプログラミングに対する新たな目標や、やりたいことが見つかりました。
今後もIT技術はますます進歩します。
しかし、IT人材の不足も懸念されています。
そんな中で、プログラミングができることで、ちょっとしたお小遣い稼ぎはもちろん、今後活躍できる技術者にもなれるのです。
ですから、プログラミングを楽しくやりながら、そして興味を持って継続していきましょうね。
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