フルリモートはやめとけと言われる理由とうまくやるためのコツ

 

 

まずは本記事の概要はこちら↓！

 

本記事を書く僕は、フルリモート暦5年（携わった案件は3つ）のWeb系エンジニア。

 

フルリモートでの仕事は家にいながら仕事ができたり、出勤時間もなく時間を効率的に使うことができるという良い面があります。

反面、運動不足になるなどの悪い面もあるのも事実。

≫フルリモートのデメリット

 

なので良い面だけに惹かれて、フルリモートの仕事に就くのは絶対に後悔するのでやめた方が良いです。

悪い面をよく知り、それを理解したり解消できれば、快適なフルリモートができますよ。

 

では早速、フルリモートはやめとけと言われる理由について解説していきます。

 

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1.フルリモートはやめとけと言われる理由

 

では順に解説していきますね！

 

1.仕事上の疑問や悩みが解決しづらい

フルリモートでは仕事上のやりとりは基本的にテキスト（文章）中心です。

 

 

また、テキスト（文章）ともなると口頭に比べて書くのに時間がかかり、非常に面倒な面もあります。

しかも書いた文章を相談者がすぐに見てくれるとも限りません。

 

出勤の場合は近くの有識者を捕まえてすぐに口頭で伝えられたり、場合によっては絵や図をサッと書いて伝えられます。

だから相談者にも誤解なく伝えやすいし、リアルタイムに答えが聞けるので仕事の遅れにはなりにくいです。

 

さらにフルリモートの場合は、悩んでいる姿を他のメンバーからは見えません。

 

2.ダラダラとしがちになってしまう

リモートワークを週5日間の方って
全くサボらず、やれるものなのかな？

私5日間も家にいたらサボるしダラけると思ってて、フルリモートだと効率悪くなるななんて思ってるんだが、どうなんだろ？

— 沙綾 (@koiseyoaisareG) February 14, 2023

 

リモートであれば、仕事ぶりを直接見られているわけではありません。

気が抜けてちょっとだらけてしまうこともあります。

 

 

さらに、ダラけたことが原因で効率が悪くなり、仕事が遅れたり他人に迷惑をかけてしまうと非常にまずい。

 

それは、与えられた仕事を前倒しするなど誰にも迷惑をかけず最低限のことが終わっていれば...の話です。

 

3.寂しくなる

やっぱりフルリモートとなるとずっと一人で働いてるしさみしいな
とくにマレーシアって社員同士ゆるくわいわいしてるイメージあるから羨ましい
同僚とランチ行くとかすごい楽しそう

— sono (@huton_de_zzz) February 1, 2024

 

フルリモートは基本的には自宅で1人で仕事をしていきます。

周りには仕事仲間がいませんから、ちょっとした雑談もできません。

 

家族がいない独身の方だと24時間1人になりがち。

フルリモートは孤独感に弱い方にとっては厳しそうです。

 

4.圧迫感や窮屈さを感じる

一般の会社のオフィスの空間に比べて、普通の自宅の一室は狭いです。

天井や壁までの距離は、自宅の部屋よりもオフィスの方がゆとりがあります。

 

その狭い部屋の中で、長時間でフルリモートによる仕事は窮屈さ（ストレス）を感じるかもしれませんね。

 

 

5.パソコンの通知音がトラウマ

フルリモートやフリーランスの人たち、チャットワークとかスラックの通知音来たらストレスの検知器？バイタル？モニターみたいなので観測したら急に文字通りストレスマッハになったみたいな映像見て印象深かった

— アラサーOLゆづか＠相互フォロー100％❣ (@buyitonthere) December 25, 2023

 

フルリモートにおいて、SlackやGoogleMeetなどのコミュニケーションツールは必須です。

作業依頼や質問があった場合には、すぐさま返答しなければ相手は困ります。

 

なので、通知音は常にオンにしておかなければなりません。

 

だから既読スルーなんてできず、見たらなんらかの返答をしないといけません。

 

休日や仕事の時間外でも相手が送ってくれば、その音で反応しストレスを感じてしまいます。

 

6.監視されている感がある

SlackやGoogleMeetなどのコミュニケーションツールは、使っている人のステータス（状況）がわかります。

つまり、パソコンに向かっているかそうでないかが、他の利用者にわかるんです。

 

また、相手からメッセージが飛んで来れば、すぐに返答しないといけない心境にもなります。

だって、返答が遅れると「サボってるんじゃないか」という疑惑を持たれるかもしれませんからね。

 

 

以上、フルリモートはやめとけと言われる理由について解説してきました。

 

世間は意外にもフルリモートは「やめとけ」ではない

インスタ

上記は、「身の回りでフルリモート勤務をしたい人がいたらどうするか」というアンケートをSNS（インスタ）で実施。

その結果は下記のとおり。

回答	割合
やめとけと引き止める	11%
どうぞとオススメする	33%
本人の意思に任せる	56%

 

以外にも「やめとけと引き止める」と答えた方は11%と少ないことがわかります。

反対に「オススメする」が33%で多いです。

 

注目は「本人の意思に任せる」が56%と圧倒的。

こちらはフルリモートには良い面もあれば悪い面もあるということで、はっきりと断言できない人でしょう。

実際に僕も「本人の意思に任せる」派。

 

では次節、フルリモートのメリットやデメリットをご紹介していきますね。

 

2.フルリモートのメリット・デメリット

フルリモートのメリット	フルリモートのデメリット
出勤時間がなくなる 地方在住しながら県外の仕事（案件）・就職ができる （会社員なら）手当がもらえる 仕事以外のコミュニケーションを避けられる 好きな音楽や飲み物、食べ物と一緒に仕事ができる 楽な服装で仕事ができる 家事ができて頼られる存在になれる	仕事の疑問や悩みを解決しづらい 監視されている感がある 孤独感 運動不足 誘惑

 

まずはメリットから見ていきましょう！

 

1.フルリモートのメリット

 

順に解説していきます。

 

1.出勤がなくなる

お仕事は嫌いじゃないんだけど、通勤が1番の苦痛。
電車乗ってる時間は短いけど、降りた後30分ぐらい歩くからとても良い運動にはなる。

…でもフルリモートとか夢だなぁ。

— noa (@n0a_0u0) March 5, 2024

 

フルリモートといえばコレが一番先に頭に浮かびますよね。

 

また、出勤しないでよい時間分だけゆっくり起きたり、家事や学習など用途はさまざまです。

 

僕の場合もこのメリットは大きかったですね。

 

2.地方在住しながら県外の仕事（案件）や就職ができる

フリーランスの案件獲得もそうですが、地方に住みながらも都市部の企業に就職ができます。

つまり全国的にフリーランス案件（仕事）の獲得や、フルリモートによる就職が可能です。

 

実際に僕は地方から都市部企業のフリーランス案件に携わりました。

報酬など待遇地方に比べても魅力的です。

モダンなスキルや経験もできましたし、有能なエンジニアにも出会うことができました。

 

就職するにしても、県外企業へ就職する場合には、普通であれば地元を離れるしかありません。

でもフルリモート採用を行なっている企業に入社できれば、地元を離れなくても就職が可能です。

 

3.（会社員なら）手当がもらえる

僕の場合は月6,000円をフルリモート手当としてもらっていました。

 

多いか少ないかは別ですが、交通費であればほぼ全額、定期代やガソリン代など飛んでいきます。

が、フルリモート手当であれば丸っと残るのでお得感がありますね。

 

 

4.仕事以外のコミュニケーションを避けられる

他の仕事仲間と同じ空間にいません。

なので、「仕事終わりにちょっと飲み行こうぜ...」など、カンタンな飲み会へ誘われることはありません。

 

仕事中のくだらない雑談や、愚痴聞きを回避することもできます。

 

 

5.好きな音楽や飲み物、食べ物と一緒に仕事ができる

アイスとか果物やデザート、お菓子などはオフィスでは飲食しずらいですよね。

 

でもフルリモートでは、普段オフィスでは飲食しずらいものを、食べたり飲んだしながら仕事ができます。

他には好きなBGMで、モチベーションを上げて気持ちよく仕事をすることもできます。

 

 

6.楽な服装で仕事ができる

普段出社するような堅苦しいスーツや格好は無用。

楽なジャージや、夏には涼しい格好で仕事することも可能です。

 

仕事モードにしっかりとスイッチが入れば、どんな服装でもありだと思います。

 

 

7.家事ができて頼られる存在になれる

仕事をしつつ、休憩の合間に家のお手伝いも毎日できてしまいます。

洗濯や掃除、水回りなどカンタンな家事に限りますが、家庭を持つ方にとっては非常に頼りになる存在になります。

 

郵便物や配達品の受け取りもできますよ。

 

では次にフルリモートのデメリットを解説していきますね。

デメリットを理解し、それを解消できるのであればフルリモートはいい働き方ですね。

 

2.フルリモートのデメリット

 

順に解説していきます。

 

1.仕事の疑問や悩みを解決しづらい

前述したように、他の仕事メンバーとのやりとりは基本はテキストです。

• 相手に誤解なく伝わるように書かないといけない
• 書くための時間が掛かる
• リアルタイムに返答があるとは限らない

 

リモートワークはコミュニケーション不足に陥りやすく、それが理由で廃止する会社が多いという認識ですが、テキストコミュニケーションに対するスキル不足が原因なんだと思ってます。
チャットで雑談って難しいです

— おにぎりまん 高卒人事のなんでも屋 (@ManDropkick) May 10, 2023

 

実際に僕もこう思っていまして、うまくコミュニケーションが取れないとリモートワークは無くなっていくと危惧しています。

≫リモートワークが廃止へ向かう理由と今後の僕の予想｜うまく続ける方法

 

2.監視されている感がある

 

きちんと仕事してるぞ！とアピールするのに気を使います。

 

返答が遅かったりすると「あいつはちゃんと仕事しているの？」と疑われる人ももいましたからね。

 

3.孤独感

基本的に1人での作業です。

その上...

 

なんか自分だけ疎外されているかのようで、孤独感を感じるかもしれませんね。

 

4.運動不足

在宅ワークとかデスクワークで運動してない人に共有したいんだけど、私はフルリモートで運動も嫌いだからしないのね、そのせいでインナーマッスルがなさすぎてで1日2万歩以上歩いたら腰を痛めて痛み止めないと動けなくなりまして、インナーマッスルないとまじで人間だめぽいので運動しようね(私だけ)

— 花蝶あやな (@4hanagoromo) February 28, 2024

 

フルリモートだと、移動するのも基本的に家の中だけ。

なので運動不足になりやすいです。

 

他には体重が増えたり、健康診断でも異常や問題が現れました。

 

これではダメだと思い、最近では、積極的に太陽光を浴びたり、ロードワークやキックボクシングなど強制的に運動することを心がけています。

 

 

5.誘惑

サボりやすくなる環境が自宅にはあるっていうこと。

 

自宅には自分の好きなモノ、興味のあるモノが揃っています。

ついついそれに触れたり、仕事そっちのけで夢中になってしまいます。

 

また、眠たいからとベッドインすることもカンタンです。

 

 

以上、フルリモートのメリット・デメリットについて解説してきました。

では次節、フルリモートをうまくやるコツについてご紹介していきますね。

 

3.フルリモートをうまくやるコツ

 

では順に解説していきますね。

 

1.業務上必要な知識・スキルは備えておく

フルリモートでは、仕事仲間とのコミュニケーションは最小限にしておきたいです。

 

 

なので、例えばエンジニアであれば技術的なスキルや経験はあらかじめ積んでおき、一人称で仕事ができることが望ましいです。

 

で、仲間とのコミュニケーションは、現在の進捗や今後の見通し、問題点など共有しておくくらいがちょうど良いです。

 

無駄なコミュニケーションで、実際の仕事ができず進捗が遅れたり、納期が守れない状況となるのは、そもそもフルリモートすべきではなかったということです。

 

2.積極的・能動的にコミュニケーションをとる

フルリモートは、仕事の仲間同士の仕事ぶりや進捗度合い、抱える問題点が見えずらいです。

 

お互いが見えていないと互いに助け合いもできないし、同じ問題で悩んだり時間の使い方が非効率になります。

最悪、最終的な納期にも影響してきます。

 

なので、自分のやっている作業状況（進捗や抱える問題など）は常に周りに見えるようにしておかなければなりません。

 

 

3.ストレス解消法を見つける

フルリモートは、基本的に自宅で1人作業です。

 

なので、仕事を始める前や、仕事終わりに外へ散歩したり、適度な運動などすることをオススメします。

 

4.まとめ

最後に要点をまとめておわりにします。

 

フルリモートはやめとけと言われる理由は下記のとおり

 

フルリモートのメリット・デメリットは下記のとおり

フルリモートのメリット	フルリモートのデメリット
出勤時間がなくなる 地方在住しながら県外の仕事（案件）ができる （会社員なら）手当がもらえる 仕事以外のコミュニケーションを避けられる 好きな音楽や飲み物、食べ物と一緒に仕事ができる 楽な服装で仕事ができる 家事ができて頼られる存在になれる	仕事の疑問や悩みを解決しづらい 監視されている感がある 孤独感 運動不足 誘惑

 

フルリモートをうまくやるコツは下記のとおり

 

フルリモートはうまくやれれば、あなたは快適に自宅にいながら仕事ができます。

あなただけでなく、家族や企業にもメリットはあるので、ぜひフルリモートの仕事（企業）を見つけて挑戦してくださいね！

 

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