将来はプログラマーになりたい高校生です。
高卒でもなれる? それとも専門学校にいくべきか大学にいくべきでしょうか?...
英語や数学は必要ですか?
結論をいうと、高校卒の未経験でもプログラマーになることは可能です。
なぜなら、プログラマーなどITエンジニアは学んだ実績よりも、
実際の経験やスキルにより評価される
からです。
だからといって、高卒でプログラマーになる!と決めることは軽率です。
今回は「高校生がプログラマーになるための道しるべ」について、わかりやすく解説していきます。
受験対策もITエンジニアも目指せる!
オススメポイント
・中学以降の学習(情報)で圧倒的アドバンテージを得られる!
・経験することを重視しているから、自然と知識を身につけられる!
・将来ITエンジニアを目指すお子様の土台づくりにも最適!
・未経験でも安心して学べる!
本記事の内容は、以下目次をご覧ください。
1.高校生がプログラマーになるための道しるべ
高校生がプログラマーになるための道しるべとして、以下3つがあります。
順番に解説していきます。
1.高卒
冒頭でも言いましたが、高卒の未経験でもプログラマーにはなることは可能です。
例え、普通科であれ工業科、商業科であってもプログラマーになれますよ。
高卒でもプログラマーになれる理由
ではなぜ、高卒(科を問わず)でも可能なのかというと、、、
冒頭でも言いましたが、プログラマーなどのITエンジニアは「プログラミング能力(スキル)や実際の経験が評価される」からです。
なので、学校授業におけるプログラミングや情報技術を学んだだけでは、スキルや実務経験を積んだとは言えないので、学歴なども問わないのです。
ですから、新卒採用をしているIT企業では、実務を体験しながら仕事を覚える教育(OJT)でプログラミングなどIT知識を学べる環境が整っている企業が多いです。
どうやったらプログラマーになれるのか?
プログラマーとして活躍していきたいのであれば、プログラマーで募集をしているIT企業やWEB会社に応募するだけ。
応募条件も「技術習得に貪欲な方」「モノ作りが好きな方」「インターネットが好きな方」といったITに興味があればOKな企業ばかりです。
しかし、高卒でプログラマー募集をしているIT企業やWEB会社は、専門・短大卒、大卒でのその募集に比べると少ないです。
実際に僕の地元でのIT企業やWEB会社で、高卒でプログラマー募集している企業を調べましたが、少ないのが現状です。
また、今年は高卒の募集はあっても、来年はしないといった流動的な採用をする会社もあるのです。
こういったオチではすごく残念です。
2.専門学校に進学する
「ゲーム系のプログラマーになりたい!」
「WEB系のプログラマーになりたい!」
学費などは掛かってしまいますが、どういう分野のITエンジニアをやりたいのか決まっている方であれば、専門学校へ進学することをオススメします。
専門学校となると情報処理系、ゲーム系、WEB系と目的がある程度はっきりしているのが特徴です。
そのため、専門知識はもちろん、より実践に近い技術経験もできます。
なので、就職してからの研修を、未経験に比べて容易に理解できたり、実際に現場で活躍できるのも早いですよ。
専門卒の同期は、後述する「情報系資格」も持っていて研修や現場での活躍が早かったです。
それに、専門学校卒となると、高卒に比べてプログラマー募集する企業も多いです。
3.短大や4年制大学に進学する
短大や4年生大学でも情報処理などIT技術を学ぶことはできます。
もちろん、情報処理系学科などにこだわる必要はなく、法学部や工学部、経済学部などでも問題なくプログラマーとして就職はできます。
前述しましたが、新卒採用をしているIT企業では、実務を体験しながら仕事を覚える教育(OJT)でプログラミングなどIT知識を学べる環境が整っていますからね。
事実、僕も工学部(電気科)卒でIT企業に新卒入社できました。
もちろん未経験です。
関連大学生が未経験でプログラマーになるには?その後のキャリアも見据えておこう!
しかし、4年生大学ともなると高額な学費が掛かってしまうのがデメリットだと言えます。
ですが、短大や大学進学することのメリットは、就活時に幅広いIT企業から自分にあった会社を選べることです。
地元IT企業やWEB会社、さらには国内大手、外資系のIT企業にまで就職できる可能性があるのです。
例えば、NTTデータや 伊藤忠テクノソリューションズといった大手IT企業では大卒であることが条件。
プログラマーの上位である、SEなどの職種に就くことも可能です。
大手IT企業に採用されれば年収も大きいですから、やりがいもあるし夢も膨らみますよ!
関連ITエンジニアが活躍する大手IT企業の平均年収ランキング50!【2020年版】
関連ITエンジニアで年収1000万円稼ぐ!どんな会社でどんなスキルが必要なのか
2.必要な知識・資格
プログラマーになるにあたり、必要な知識や資格について解説します。
順に解説します。
1.数学・英語は必要か(必ずしも必要ではないが...)
プログラマーになるためには、数学や英語は必ずしも必要ではありません。
なぜなら、プログラマーとはSEの作った設計書に従い、コーディングやテストを実施していくだけですからね。
しかし、必要となる場合もあるのも事実。
必要となる場合(特定分野やハイクラスへの転職)
例えば、AI(機械学習やデータサイエンス)分野に携わるIT企業だと数学は必要です。
また、将来プログラマー以上のキャリアを目指すのであれば、さらにハイクラスの転職を考える可能性もあります。
そんな時、年収1,000万円も狙えるSIer系のNTTデータや外資系のアクセンチュアといったグローバルで活動する一流企業への転職も不可能ではありません。
関連ITエンジニアが活躍する大手IT企業の平均年収ランキング50!【2020年版】
そうなると、海外勤務もあるので英語力(TOEIC)600点以上、高いところは800点を求めているところもあるのですから、英語力(TOEIC)は必要です。
参考:マイナビ転職グローバル
一生プログラマーで食べていくという決意も良いです。
ですが、年収ややりがいを考えると絶対にSEなどのポジションへキャリアアップしたくなりますよ!
関連【プログラマーの平均年収】SEより低い理由と高収入を目指す方法も解説!
関連【システムエンジニアの平均年収】一般サラリーマンと比べて高い!
2.資格取得はメリット豊富だからとるべき話(情報処理系資格)
将来プログラマーとして活躍したいのであれば、資格を持っておくと良いです!
高校生のあなたにぜひオススメするのは、以下の情報処理系資格を持っておくこと。
取得しておくと様々なメリットがありますよ。
- 基本情報技術者資格(ITエンジニア向け)
- ITパスポート(一般的な社会人向け)
関連【プログラマーが資格を持つことで得られるメリット3つ】学生のうちから取得すれば効果最大!
基本情報技術者資格(ITエンジニア向け)
まず、僕が一番オススメしたいのは「基本情報技術者資格」です。
「基本情報技術者資格」は、ITエンジニアとして必要なIT知識を幅広く学べる資格試験。
取得すると、大学入試に加点されたりと多くのメリットがあります。
もちろん、会社への就職にも有利!
関連基本情報技術者試験|取得する6つのすごいこと!キャリアアップや就職・転職にも有利!!
試験は午前試験(80問の四択問題)と午後試験(多肢選択)に分けて行われる試験です。
各々60%以上の正答率で合格となりますが、高校生の(令和元年)合格率は約17%と低いのが難点。
関連【基本情報技術者試験の難易度や合格率】他の試験と比較し解説します!
ITパスポート(一般的な社会人向け)
「ITパスポート」は、一般的な社会人向けの資格試験です。
エンジニア向けの資格試験ではなく、パソコンなどを使って事務などのお仕事する人向けとなっています。
もちろん大学入試や就活においてもメリットがあります!
≫「200」これなんの数字?ITパスポートは意味ないゴミ資格ではなかった!
高校生の合格率は(平成30年度)28.5%と、難易度は「基本情報技術者試験」のワンランク下ですから比較的簡単です。
「ITパスポート」も「基本情報技術者試験」も試験範囲に大きな差はありません。
違いといえば、「基本情報技術者試験」には午後試験の長文読解やコーディング試験があるだけです。
下記に手っ取り早く「ITパスポート」合格するのにオススメな通信講座をご紹介しています!
>>【ITパスポートおすすめ通信講座4選】学習の方向性を間違えたくない初心者や働きながら合格を目指す方へ
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2024年版|ITパスポートおすすめ通信講座4選|学習の方向性を間違えたくない初心者や働きながら合格を目指す方へ
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まとめ
高校生がプログラマーになるための道しるべについて解説してきました。
高卒の未経験でもプログラマーにはなることは可能です。
しかし、行きたい会社が「高卒」で募集しているとは限りません。
ですが、専門や大卒だと、地元IT企業から世界的なIT企業と幅広く挑戦することができます。
なので、専門や大学に通いながらあなたの行きたいIT分野をじっくりと見定めてください。
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