システムエンジニア(SE)の仕事が将来なくなるとよく聞きます。
なぜ「なくなる」と言われているのか、本当に「なくなる」のか知りたいです。
システムエンジニアとして生き残るための戦略など、IT経験者に聞きたいです。
本記事の内容
- システムエンジニアの仕事が将来「なくなる」と言われている理由
- IT業界の現状|システムエンジニアの将来性は明るい
- システムエンジニアとして生き残るための戦略とは
- ITエンジニアとして今後活躍するキャリア選択|目指す価値はある
本記事を書いている僕は、過去IT企業やWEB会社を17年経験し、現在WEB系フリーランスとして活動中。
今回は「システムエンジニアはなくなるのか」がテーマです。
結論をいうと、システムエンジニアの仕事は将来的にはなくなりません。
理由は、システムエンジニアでしかできない仕事があるからです。
とはいえ、将来的に仕事がなくなる可能性のある「ITエンジニアもいる」というのが僕の考えでもあります。
この記事では、システムエンジニアの「仕事がなくなると言われる理由」と「生き残るための戦略」、さらに「将来的に活躍するための将来設計」について解説します。
IT業界は、キャリア次第では「高収入・自由な働き方」ができる魅力的な業界でもありますから、期待して読み進めてくださいね。
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1.システムエンジニア(SE)の仕事が将来「なくなる」と言われている理由
システムエンジニアの仕事が将来なくなると言われている理由は以下3つ。
- AIの台頭
- 外国人労働者の流入
- 開発のオフショア化
順番に解説します。
1.AIの台頭
これまで人間がしていた仕事が、AIによって奪われてしまうんじゃないかということです。
つまり、システムエンジニアも例外ではないのでは?という不安があるのです。
実際に「野村証券総合研究所」が発表した調査レポートは以下のように伝えています。
「日本の約49%の労働者が、AIによって仕事を奪われる可能性がある」
参考:野村証券総合研究所
ではどんな仕事がAIに奪われる可能性があるのか、特徴とともに見ていきましょう。
将来AIに奪われる可能性のある仕事の特徴|プログラマは将来不安
AIに奪われる可能性のある仕事には、以下のような特徴があるんです。
人間がするよりもAIに任せた方がより効率的・正確な仕事
具体的にAIに奪われる可能性のある職業には、タクシー運転手やショップの店員、事務職員などが挙げられています。
参考:野村証券総合研究所
自動運転も進化し最高レベルまで達すると、車の運転手は不要です。
RPAが普及すれば、事務職員などもいらなくなります。
※RPA:パソコンなどを使って行っている「ルーチン化した事務的作業」を自動化するロボット
ITエンジニアである「プログラマー」の仕事は「設計書」をもとにプログラミングをすることです。
プログラミングの正確性(バグ回避)や効率化を考えると、AIに任せる方がベターという考えもできますね。
関連AIでプログラマーのどんな仕事がなくなる?プログラマーの将来性
また逆に、AIに奪われにくい仕事も伝えています。
AIに奪われにくい仕事の特徴|SEは大丈夫!
- 人とのコミュニケーションが必要である仕事
- 複雑な知性・感情・判断を要する仕事
具体的には、学校の先生や医者、経営コンサルタントやゲームクリエーターなど。
参考:野村証券総合研究所
学校の先生や医者は「人」を対象にした仕事です。
人の時々の感情(悲しみ、不安、喜びなど)を察知し、対応することを仕事としています。
また、ゲームクリエーターにしても、常に人が喜び、楽しめそうな「発想」や「アイデア」が要求されます。
システムエンジニアについては、今のところ「AIに奪われる可能性がある」「AIに奪われない」どちらにも属していないんです。
しかし、システムエンジニアの仕事内容から考えると「AIに奪われない仕事」と認識してよいというのが僕の考えです。
システム設計をしていくには、クライアントとのコミュニケーションは欠かせません。
またプログラマーとクライアントのどちらかに不利益が出ないよう、うまくバランスをとりながら職務を遂行していかなければならないからです。
関連システムエンジニアとは?仕事内容など実体験から解説|就活時にも役立つ話
2.外国人労働者の流入
外国人労働者が増えつづけ、日本人SEの仕事が奪われるんじゃないか?という不安です。
外国人労働者が増えつづける背景には、外国人労働者の受け入れ拡大を目的とした「出入国管理法の改正」が根拠。
上図は厚労省が発表した2015年から2020年までの「外国人雇用人数」の推移です。
過去5年間で外国人労働者は増え続け、2020年では外国人労働者数は派遣労働者数(約172万人)をも上回る人数となりました。
隣の席で外国人と一緒に仕事をしている状況となっても、決しておかしくありませんよね。
また「出入国管理法改正案」が制定された背景には、以下の目的(効果)があるんです。
- インバウンド対策(経済効果)
- 深刻な人手不足の解消(労働力確保)
となれば、今後もますます外国人労働者が増え続け、日本人の仕事が奪われるという不安は絶えないことが伺えます。
IT業界も外国人の採用に積極的で、あの「メルカリ」もインド人の採用を決定しています。
参考:ブルームバーグ
IT業界はまだまだ人材不足で「売り手市場」とはいえ、外国人がどんどん参入してくると逆の「買い手市場」ともなってきます。
外国人エンジニアとの競争に勝つためにも、しっかりとスキルアップしていかないと生き残れないですね。
3.開発のオフショア化
開発コスト削減を目的とするため、海外へシステム開発(一部または全部)を委託する開発手法のこと。
なので、日本での開発案件が少なくなり、日本人SEの仕事がなくなってしまうかもしれないということです。
特に近年では東南アジア諸国への進出企業が目立ちます。
日本企業向けオフショア開発を手掛ける「株式会社レリパ」によれば、「ベトナム」「ミャンマー」「フィリピン」が人気ということです。
人件費が安い
海外へ委託する理由としては、圧倒的な人件費の安さです。
上記は、経産省が調べた「各国のITエンジニアの平均年収」です。
「ベトナム」と「日本」のITエンジニアの平均年収の差は450万円もの差があることがわかります。
つまり「ベトナム」で(オフショア)開発するとなると「日本」での開発費用のたった25%で済むことになります。
かなりのコストカットになりますから、企業にとっては大きなメリットですよね。
一方、日本では仕事が海外に流れてしまうことで、日本のITエンジニアの仕事が少なくなってしまいます。
日本国内に残った仕事を国内エンジニアで取り合うわけになりますから、よりスキルのあるエンジニア(もしくは企業)が生き残れるというわけです。
以上、システムエンジニアの仕事が将来「なくなる」と言われている理由3つを解説していきました。
AIの台頭による不安はそれほどなさそうですが、外国人労働者の増加やオフショアによる不安が大きいように思います。
では次節、(国内の)IT業界の現状から、システムエンジニアの今後の将来性について解説していきます。
結論を言えば、将来的にシステムエンジニアは期待され続けるということです。
2.IT業界の現状|システムエンジニアの将来は明るい
- IT人材不足の問題
- 小学校の義務教育に「プログラミング」が必須|エンジニア育成
- DXの推進|システムエンジニアに期待
- ノーコード(NoCode)の普及|進化させるためにシステムエンジニアは必要
順に解説します。
1.IT人材不足の問題
2020年現在、約30万人ものIT人材が不足しているという調査結果が公表されています。
さらには、2030年には約45万人以上ものIT人材が不足するとも言われています。
人材不足となる理由は以下のとおりです。
- 残業が多く薄給・キツイ仕事|イメージが悪い
- 汎用系エンジニアの人材不足|定年・高齢化
- 人口そのものの減少|市場拡大に追いついていけない
残業が多く薄給・キツイ仕事|イメージが悪い
IT業界は、残業が多くキツイ仕事というイメージです。
サービス残業など強いられる時代もありました。
ですが、最近では「働き方改革」など「有給休暇取得」や「残業規制」により、昔ほどキツイ働き方ではなくなってきています。
また、SIerなど大企業をトップとしたピラミッド構造の開発体制もイメージが悪いです。
下請けになればなるほど単価も安いし、「テスト」といったITエンジニアでなくともできる仕事で「やりがい」もなくなります。
>>システムエンジニア(SIer)の辛いところ|対処法や回避する方法
汎用系エンジニアの人材不足|定年・高齢化
昔からあった銀行・保険システムなど汎用系システムに携わっていた熟練エンジニアが、定年などでいなくなるということです。
IT業界を目指す若い方は、メジャーなWEB系やゲーム系開発などに進む傾向です。
民間のプログラミングスクールにおいても、カリキュラムにあるのはメジャーなWEB系言語やAI、ゲームなどに特化した言語が主流です。
COBOLを教えるスクールは聞いたことがありません。
ですから、汎用系システムの技術者が不足していく傾向になってしまうんです。
人口そのものの減少|市場拡大に追いついていけない
さらに、社会問題である「人口減少」ともなると、労働力人口も減るということです。
労働力人口も減っている中で、IT人口の確保は難しいことは言うまでもありません。
一方、WEBサービス、IoT、AIといった最新技術、サービスが生まれています。
つまり、IT市場は拡大していながら、IT人口が確保できないという問題もあるんです。
以上、IT人材不足の問題を解説してきましたが、国はこの問題をただ眺めているわけではありません。
IT人材確保のために、国も動いています。
2.小学校の義務教育に「プログラミング」が必須|エンジニア育成
2020年より小学校から段階的に「プログラミング」が授業に盛り込まれて必須化されます。
しかし、プログラミング技術を学ぶというよりも、物事をロジカルに考えられる「論理的思考能力」を身に付けるというものです。
この「論理的思考能力」はシステムエンジニアとして必要不可欠なスキルです。
なぜなら、クライアントの要望をシステム化するためには、必要な情報を整理し解決に導くような「システム設計」が必要だからです。
子供の頃からシステムエンジニアとして必要な能力をつけておくことは、将来のシステムエンジニアなどITエンジニアを育成していこうという姿勢が伺えます。
3.DXの推進|システムエンジニアへ期待
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略のこと(経産省-DX-)。
IT技術を導入し、企業のビジネスモデルを変えて、企業戦略に打ち勝っていこうというものです。
DXは単にITツールを導入すれば良いわけではありません。
仕事の効率化やコスト削減など、利益を生み出すようなメリットが必要です。
例えば、これまで実店舗のみでしか販売していなかった製品を、WEB上でも販売することで利益向上が目指せます。
新たにお店を構えなくてもよいですから家賃など経費削減にもなり、全国的な販売も可能です。
DXを導入していくためにも、システムエンジニアの活躍は期待されています。
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DX成功事例
事業者 | DX事例 |
Uber | WEB(アプリ)による配車サービス |
小松製作所 | 人手に依存していた測量や調査などをドローンやデジカメを使い自動化 |
三井住友銀行 | コールセンターにAIを導入し、通話音声を自動認識しテキスト化 |
メルカリ | 「AI出品機能」や「写真検索機能」、匿名の発送システムの構築など |
DXが多くの企業に浸透していくことで、2025年から2030年の間で約130兆円のGDP向上が見込まれるとか...
逆にDXに失敗すると、12兆円のマイナスGDPになると試算されています。
ですから、DXは国の一大事業として捉えても差し支えありません。
その国の一大事業であるDX成功のためには、システムエンジニアの技術力が必要なんです。
4.ノーコード(NoCode)の普及|進化させるためにシステムエンジニアは必要
結論を言うと、ノーコード(NoCode)が普及したとしても、システムエンジニアの仕事はなくなりません。
むしろ、もっと良い仕組みにしていくためには、システムエンジニアのスキルが必要です。
そもそもノーコード(NoCode)とは、プログラミングしなくても、WEBサイトやアプリが作れる開発手法のこと。
例としては、WixやWordPressなど簡単にWEBサイトやブログを作ることができます。
つまり、HTMLやCSS、PHP(Ruby)などの「プログラミング」言語を知らなくても、誰でも簡単にWEBサイトが作れるんです。
プラモデルを作るように、与えられたパーツ(フォーム)などを組み立てていくイメージです。
しかし、ノーコード(NoCode)はあらかじめ与えられた定型的なパーツを使うしかありません。
機能が制限されクライアントのやりたいことができないこともあり得ます。
ですから、使い勝手が悪くなりクライアントの満足度は下がります。
クライアントの満足度をさらに向上させるためにも、ノーコード(NoCode)の仕組みや、使いやすさをさらに進化させなければなりません。
そのためにはシステムエンジニアの「発想力」や「アイデア」が求められます。
以上、IT業界の現状とシステムエンジニアの将来性について解説しました。
IT業界のこれからのことを考えると、システムエンジニアとしてののスキルは不可欠ということがわかりましたね。
なので、システムエンジニアの仕事はなくならず、今後さらに必要とされてきますから目指せばOK!ですよ。
とはいえ、システムエンジニアの仕事は大変なこともありますので、こうしたことも理解しておかないと続けていくことができません。
関連システムエンジニアの大変なところややりがい|経験者が本音で語るよ
では、システムエンジニアとして生き残っていくための戦略を、次節で解説していきます。
3.システムエンジニアとして生き残るための戦略とは|安心
システムエンジニアとして生き残っていくためには、下記スキル・知識が必要です。
- 上流工程のスキルを身に付ける
- 英語のスキルを身に付ける
- AI知識を深める
- 資格試験などにも挑戦する
順に解説していきます。
1.上流工程のスキルを身に付ける
システムエンジニアの仕事は、クライアントにヒアリングしシステム化するための「設計」をすること。
つまり「上流工程」の仕事がシステムエンジニアの仕事となります。
システムエンジニアの仕事内容は下記記事で詳しく解説しています。
関連システムエンジニアとは?仕事内容など実体験から解説|就活時にも役立つ話
ですから、実際に「設計」などの経験をしておき「上流工程」のスキルを身に付けておきましょう。
特に30代以降で、いつまでもプログラマーばかりやっている方は、システムエンジニアへのキャリアアップを考えるべきですよ。
≫プログラマーになれる年齢は何歳まで?|35歳限界説の真意とは?
2.英語のスキルを身に付ける
前述もしましたが「外国人労働者」と椅子を並べて一緒に仕事をする時代も来ると言うことです。
そうなった時には、英語が話せて、読み書きが出来ないと仕事に支障が出ます。
また、プログラミング言語のマニュアルはほとんどが「英語」で書かれていますし、「stackoverflow」といったQAサイトも英語です。
ですから、ITエンジニアとしてやっていくには、英語は必須のスキルとなってきますね。
英語のスキルがあることで、これから世界的に活躍できるエンジニアも目指すことができますよ。
関連ITエンジニアで年収1000万円稼ぐ!どんな会社でどんなスキルが必要なのか
3.AI知識を深める|Python
今後、機械学習・深層学習などAI技術が普及していく中で、AIの開発スキルを持っておくことはシステムエンジニアには必須です。
AIの開発のためには、まずは「Python」学んでおきましょう。
「Python」はコーディング量が少なくて扱いやすく、初心者でも無理なく学べるプログラミング言語です。
JavaやPHP、Rubyといった言語をある程度かじった方であれば、Pythonはすごく習得しやすいですよ。
以下に「Python」を学べるプログラミングスクールをご紹介しておきます。
スクール |
TechAcademy 無料体験 |
プログラミングのオンラインスクールCodeCamp |
AIを学ぶならアイデミープレミアムプラン |
「挫折が心配...」「忙しくて学習する時間が作れない...」など、独学に自信がない方、社会人などで働きながら学びたい方にオススメです!
4.資格試験などにも挑戦する
特に学生の方であれば、情報処理系の資格試験などで、IT知識を深めておきましょう。
しかし、誤ってはいけないのは「資格取得」と「技術向上」はイコールではないということ。
資格習得はあくまで、幅広いIT知識の習得が目的です。
あなた自身の「得意」「不得意」を見つけることや、今後のキャリア選択のキッカケにもなりますよ。
さらに資格取得することで、会社から「資格手当」などもらえたりメリットもあるんです。
関連プログラマーが資格を持つことのメリット3つ|学生のうちから取得すれば効果最大!
関連基本情報技術者試験|取得する6つのすごいこと!キャリアアップや就職・転職にも有利!!
以上、システムエンジニアとして生き残っていくための戦略を解説してきました。
では次節、システムエンジニアの後のキャリア選択について解説していきます。
ステップアップしていくに従って「収入」「やりがい」が向上し、仕事がもっと楽しくなりますよ。
4.ITエンジニアとして今後活躍するキャリア選択|目指す価値はある
- WEB系などの分野へ転向する
- フリーランスなど独立も視野に入れる
- ITコンサルなども目指す
順に解説します。
1.WEB系などの分野へ転向する
WEB系は、ECサイトや企業サイト、SNSといったインターネット技術を使ったサービスを作る仕事です。
システムエンジニアとして活躍できたならば、WEB系などの分野でも活躍できます。
なぜなら、システムエンジニアに対し、WEB系は「WEBディレクター」といい、その仕事内容はシステムエンジニアと同じだからです。
実際に僕は、システムエンジニアを辞めてWEB系へ転向しました。
インターネット関連などあらたな知識の習得は必要ですが、仕事する上で特別困ったことはありません。
また、WEB系は身近にあるインターネットサービスの構築に関わっていけます。
完成した時の感動は「世のためになっているんだなぁ」という実感が湧いてきて今後の「やりがい」にもなります。
僕がフリーランスになろうとしたキッカケは、このWEB系への転向でした。
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2.フリーランスなど独立も視野に入れる
システムエンジニアとして活躍できたならば、独立(フリーランス)などでも活躍できます。
なぜなら、システムエンジニアはクライアントに近い位置で仕事をしています。
ですから、仕事さえ見つかれば、クライアントとのヒアリングから設計、プログラミングなどワンストップでできてしまいます。
また、フリーランスは会社に縛られない働き方ができますから、仕事の時間やプライベートなど自由にコントロールできるところがメリットです。
煩わしい人間関係などありませんから、ストレスフリーなところも良いですよ!
今後フリーランスを目指しているシステムエンジニアの方であれば、下記フリーランス専門のエージェントを使いましょうね。
あなたのスキルにあった案件を広く探してくれますよ。
3.ITコンサルを目指す
システムエンジニアの上位である「ITコンサルタント」は「年収」も大幅に向上します。
さらに「活躍の場」も日本だけでなく、グローバルに活躍できます。
「ITコンサル」の仕事を簡単に言えば以下の通り。
「クライアントの業務における課題を見つけ分析し、解決策を提案してあげること」
つまり、ユーザー側の立場でシステム開発工程の「上流工程」のさらに上の「企画」部分に携わります。
IT知識はもちろん必要ですし、クライアント(企業)の経営・業務・分析スキルなど専門知識が必要です。
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以上、システムエンジニアの後のキャリア選択について解説してきました。
まとめ|システムエンジニアの仕事は将来なくならないから目指すべき
最後に要点をまとめます。
結論として、システムエンジニアの仕事は将来なくなりません。
システムエンジニアの仕事が「なくなる」と言われている理由は以下3つ
- AIの台頭
- 外国人労働者の流入
- 開発のオフショア化
システムエンジニアの将来性について、IT業界の現状から深掘りしてみました。
- IT人材不足の問題
- 小学校の義務教育に「プログラミング」が必須➡︎エンジニア育成
- DXの推進➡︎システムエンジニアに期待
- ノーコード(NoCode)の普及➡︎進化させるためにシステムエンジニアは必要
システムエンジニアとして生き残るための戦略とは以下のとおり
- 上流工程のスキルを身に付ける
- 英語のスキルを身に付ける
- AI知識を深める
- 資格試験などにも挑戦する
さらにITエンジニアとして今後活躍するキャリア選択は以下のとおり
- WEB系などの分野へ転向する
- フリーランスなど独立も視野に入れる
- ITコンサルなども目指す
「年収」や「やりがい」が向上しますから、システムエンジニアを目指す価値はあります。
ですから、現在プログラマーの方はシステムエンジニアを目指してOKです!
有名企業(非公開)にも出会える!
未経験である方は、まずは「プログラミング」スキルを身に付けましょう。
そして、プログラマーとして活躍し、システムエンジニアへキャリアップ...と無理せず順番にステップアップしてくださいね。
各キャリアで必要なスキルを十分に向上させステップアップすることが、長くITエンジニアとして活躍するための秘訣です。
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