システムエンジニア（SE）を辞めたい｜辞める決断とその後のキャリア選択【僕は辞めてよかった】

 

 

本記事の内容

 

 

まず、最初にお伝えしたいのは、IT業界はこれからもっと盛り上がる業種ということ。

ですから「辞めてもかまわない」とは簡単には言えないんです。

 

とはいえ、あなたがもう本当に「システムエンジニア（SE）は耐えられない」ということであれば、辞めることをおすすめします。

 

 

この記事では、「IT業界の将来性」や「SEを辞める前に考えること」「辞めたあとのキャリア」などについて僕の実体験を交えて解説していきます。

 

 

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1.まえおき｜IT業界は将来性がある

 

（※）経済産業省-IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果-

 

上記の通り、ITエンジニアの不足と育成、さらにはIT技術の導入が推進されているという事実があります。

>>ITエンジニアの未来は明るい

 

つまり、今後システムエンジニア（SE）含め、ITエンジニアの活躍が期待されているということなんです。

ですから、簡単に「システムエンジニア（SE）を辞めるべき」だとは言えません。

 

またSEの年収は一般のサラリーマンよりも高いです。

≫【システムエンジニアの平均年収】一般サラリーマンと比べて高い！

辞めてしまうと、こうした待遇も受けられなくなるかもしれません。

 

以上のことを踏まえて、システムエンジニア（SE）を辞める前に考えて欲しいことをお伝えしていきます。

 

2.システムエンジニア（SE）を辞める前に考えて欲しいこと｜辞めても良い基準

 

 

上記は、システムエンジニア（SE）にありがちな働き方。

「体も壊してしまう」し「やりがい」もなく「将来性」も不安です。

 

ですから、一つでも当てはまるようだと、システムエンジニア（SE）は辞めた方があなたのためになります。

 

順に解説しますね。

 

1.体調不良や精神的な疲労があるか

あなたの体に異変が生じている場合、あまり無理していては後々もっと大変なことにもなります。

このような場合は、システムエンジニア（SE）を辞めるべきです。

 

 

一度過労などで倒れてしまうと、倒れた本人にしてみれば「再発」が恐ろしく、無理はできないとのことです。

 

健康的だった頃のような無茶はもちろん、多少の辛抱することでさえも怯えながら、現在仕事をしているようです。

 

ですから、万が一倒れた時のことを考えると、これまでのような「働き方」は難しくなります。

 

関連システムエンジニア（SE）の大変なところややりがい｜経験者が本音で語るよ

関連システムエンジニア（SE）はやめとけという理由｜プログラマーから始めよう

 

2.ブラックな雰囲気を感じる会社であるか

ブラックな会社だと感じるのであれば、辞めてしまいましょう。

 

なぜなら、働くことばかりであなたにとって何もメリットがないからです。

 

最初に僕が入った会社は上記の「サービス残業」が多く、仕事に対するやりがいも無くなりました。

体も疲れ、精神的に参ってしまうと「仕事」自体を続けることが嫌になってしまいます。

>>独立系SE（SIer）だと下流工程ばかり｜ブラックの恐れ

 

3.下請けの仕事ばっかりしているか

スキルアップが出来ません。

 

なので、いざ転職しようにも、スキル不足により転職できなかった...ということになってしまいます。

年齢を重ねれば重ねるほど、不利にな状況となってしまいます。

 

 

つまり、会社の資金集めとしてシステムエンジニア（SE）が会社の駒の利用されているということ。

 

下請けの下流工程（テストや保守など）の仕事ばかりさせられるIT企業（SIer）であるならば辞めましょう。

システムエンジニア（SE）の仕事とは、本来なら設計など「上流工程」なんですよ。

>>システムエンジニア（SE）の辛いところ｜対処法や回避する方法

 

 

4.客先常駐（SES）ばかり

もしかして「SES」という契約の中で、客先常駐ばかりやっていませんか？

客先常駐の特徴は

• 一定以上のスキルアップがしづらい
• 給与アップもしにくいなど

将来的にすごく不安なんです。

 

新卒のせいぜい2、3年ならある程度のスキルが身に付くので良いのですが、長くいることは絶対におすすめしません。

≫客先常駐（SES）3年続ければもう十分！すぐにでも辞めて次なるステップへ進まないと将来キツイ...

 

いつまでもそのままでいると、大変なことになってしまいますよ。

≫ヤバい！｜客先常駐（SES）ばかり渡り歩いたおっさんの末路

 

5.システムエンジニア（SE）が合わないと思っている

システムエンジニア（SE）の仕事が、合わない人もいるのも事実です。

 

ですから、もし以下６つのことに当てはまっているなら、システムエンジニアは辞めて転職した方が良いです。

 

上記は、僕がこれまで見てきたシステムエンジニア（SE）に向いていない人です。

>>SEに向いていない人の特徴

もちろんシステムエンジニア（SE）はすでに辞めていて、別の仕事で活躍しています。

 

逆にシステムエンジニア（SE）に向いている人は以下のような方です。

 

上記は、今でも活躍しているシステムエンジニア（SE）の方の特徴です。

>>実際に見てきたSEに向いている人の特徴

 

合わないのに必死で頑張っていても、心や体がついていきません。限界はありますよ。

ですが、あなたはシステムエンジニア（SE）という職から決して逃げるわけではありません。

別の活躍できる環境を目指しているということですからね。

 

以上、システムエンジニア（SE）を辞める前に考えて欲しいこと（辞める基準）を解説しました。

 

上記４つのうちどれか一つでも当てはまっていたら辞めることをおすすめします。

 

僕はシステムエンジニア（SE）を辞めて良かった

 

転職してからは上記の苦悩や苦痛がなくなりました。

 

上記は僕が経験したシステムエンジニア（SE）としての働き方です。

僕にとってなんのメリットもなく、むしろ体や心が疲弊していくだけでした。

 

しかし、当時システムエンジニア（SE）として働いている頃は「こんなものだろ...」と思って必死に耐えて頑張ってしました。

 

ですが、実際にシステムエンジニア（SE）を辞めて思ったことは、これまでのスキルを活かせる仕事なんてたくさんあったということ。

 

正直、これまで我慢して働いていた時間がもったいないなと思うようになったんです。

 

システムエンジニア（SE）を辞めてから、社内SEやWEB系のエンジニアとして活動してきました。

その中で、スキルアップもこれまで以上にできたし、給与など待遇もアップ。

プライベートだって充実できるようになったんです。

 

では次節、辞めることに対する不安を解消していきますね。

辞めることに対し「不安」になることも事実です。

ですが、あなたに何のメリットもない状況で、システムエンジニア（SE）を続ける理由なんてないですよ。

 

2.システムエンジニア（SE）を辞めることに対する不安

 

 

順に解説します。

 

1.「甘え」ではないのか...｜新卒・20代

「甘え」というのは、人それぞれの価値観ですから、真剣に聞き入れる必要はありません。

またスキルのない若手に対する「甘えだ」という言葉は、常套文句ともなっています。

 

 

しかし、たとえ新卒のシステムエンジニア（SE）といえ、一人の社会人であり人間です。

人をただ会社の利益のためだけに働かせたり、ひどい働き方となってしまっては人生がつまらなくなってしまいます。

 

つらい状況はあなた自身にしか感じることができませんし、このままだとあなただけが損をするだけ。

 

 

若い20代であるなら、まだまだ就職先も見つけやすいです。

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システムエンジニア（SE）だけでなく、あなたのスキルに合った仕事や会社を紹介してくれますよ。

 

2.転職先が見つからないのではないか...｜30代・40代

30代40代ともなれば、経験や実績が問われ、管理者としての活躍を期待されているのです。

つまり、実践的なことよりもむしろ、若いエンジニアを引っ張っていくリーダー的能力が求められています。

 

 

しかし、このまま辞めれないとなると時間だけが経過するだけで、状況はもっと悪くなることは必至。

ですから、動く時はもう今しかないんですよ。

>>SEを辞めたい40代の境遇と強みを活かした転職と成功のポイント【実体験】

 

しかも本当に見つからないのでしょうか...下記有名なエージェントに無料登録してみるとわかりますよ。

 

3.強引な引き止めで辞めさせてくれないかも...

会社の単なる都合でしかありません。

ですから、会社にいわれるがまま、あなたが我慢して残る必要なんてないです。

 

また、居残ると言うことは、それだけ無駄な時間が経過するわけですから、様々なチャンスだって逃すことにもなってしまいます。

 

 

強引な引きとめは、つらい状況が続くどころか、あなたの活躍できる機会をも奪います。

後悔しかありませんから、早急に辞めることをおすすめしますよ。

 

4.システムエンジニア（SE）を辞めた後のキャリア選択

 

冒頭でも言ったように、システムエンジニア（SE）をやっていた事実は効果的です。

以下５通りのキャリアプランがありますよ。

 

順に解説します。

 

1.WEB系への転職｜持ち前のスキルで活躍の場を変える

あなたのシステムエンジニア（SE）としてのスキルが役立ちます。

 

 

システムエンジニア（SE）に対し、WEB系では「WEBディレクター」と呼ばれます。

ですが、仕事内容はこれまでとはそんなに変わりません。

 

また、作るモノが会社などの基幹「システム」からECサイトなど「WEBサービス」に変わるだけです。

自社製品ということもあって、愛着も湧いてきます。

 

 

 

2.フリーランス｜収入に不満がある方

30代や40代の方や、会社の将来性に不安がある方ですと「フリーランス」になることをおすすめします。

 

 

このまま会社にいても、会社に縛られた働き方となり、給与も頭打ちです。

また、今後も会社で働き続けられるという保証もありません。

 

 

以下、使って間違いなし！有名どころのフリーランス案件を紹介してくれるエージェントをご紹介しておきますね。

 

3.プログラマーとして活躍する｜人間関係の煩わしさを避ける

プログラマーは人との関わりがシステムエンジニア（SE）に比べて少ないので、人間関係でお悩みの方にはおすすめです。

クライアントと接するよりも「プログラミング」することに興味がある方であれば、プログラマーとして活躍してみませんか？

 

 

以下にプログラミング案件を豊富に持つ、ITエージェントをご紹介しておきます。

 

プログラミングが未経験ならスクールで手っ取り早く身に付けるべし！

今から独学で長い時間かけてプログラミングを学習するとなると、時間的にももったいないし無駄です。

 

なので、プロの指導を受け数ヶ月で「プログラマー」になることをオススメします。

その方が、活躍の機会も広がり早く稼ぐこともできます。

 

以下では、受講後の転職もサポートしてくれる、名の通ったプログラミングスクールをご紹介しておきます。

 

≫未経験者におすすめしたいプログラミングスクール｜選び方や活用法も！

 

4.IT企業へ転職｜上流工程の仕事をする

今の会社を辞めて、別のIT企業で「システムエンジニア（SE）」をしましょうということです。

 

もしかすると、あなたの所属するIT企業がまだまだ小規模なSIer（IT）企業ではありませんか？

 

もしそうなのであれば、「システムエンジニア（SE）」の仕事（上流工程）をさせてくれるようなIT企業を見つけましょう。

 

以下、IT系に強いエージェントをご紹介しておきます。

 

 

5.異業種への転職｜活躍の場は広い

システムエンジニア（SE）として活動したことは、必ず役立ちます。

IT業界でないとはいえ、IT知識を必要とする業種もありますから、活躍できる場所は多いですよ！

 

公務員（警察官）｜採用に有利、サイバー警察官にも

IPAの「情報処理資格」などを持っていると、警察官採用試験に有利となります。

多くの都道府県警察の採用試験では「情報処理資格」を、採用試験の成績の一部として加点する制度を取り入れているからです。

参考警視庁-資格経歴等の評定-

 

また、最近ではサイバー犯罪が世間的な問題ともなっています。

都道府県によっては、サイバー警察官（特別捜査官）として「IT経験者」を募集しています。

参考警視庁-特別捜査官-

 

 

ITを導入しビジネスモデルを変えたい企業はたくさんある

ITを導入したい企業はたくさんあります。

ITを導入しておらず、時代錯誤的なビジネスをやっている企業がまだまだあるということです。

 

 

つまり、ITを導入するための「即戦力となるIT経験者」が欲しいということです。

 

 

WEB系と言ってもこれまでのシステムエンジニア（SE）としての経験は活かされました。

WEBの知識も得る中で、こんな楽しい仕事なんだと思えることもできました。

 

以下エージェントも利用しながら、これからITを導入しようとしている業種などを考えてみましょう。

 

まとめ｜システムエンジニア（SE）を経験したことは決して無駄ではない

最後に要点をまとめて終わりにします。

 

IT業界は将来性がありますから、まずは本当に辞めてもいいものなのかじっくり考えることが大切です。

 

そこでシステムエンジニア（SE）を辞める前に考えて欲しいことは以下の通りです。

まずは、辞めても良い基準を明らかにしましょう。

 

今の会社でシステムエンジニア（SE）を辞めた後のキャリア選択は以下の通り

 

システムエンジニア（SE）を経験したことは、決して無駄ではなく、これからあなたが活躍するためのキッカケともなります。

いつまでも悩んでいるとそれだけ時間が経過しますから、苦痛が続くだけで何も変わりません。

活躍し変わっていくためには、まず行動が必要ですよ。

 

最後に、あなたの今後活躍できるために役立つサービスをご紹介しておきますね。

 

プログラマーで活躍する

≫未経験者におすすめしたいプログラミングスクール｜選び方や活用法も！

 

はじめてのIT系フリーランスにおすすめなエージェント！

 

システムエンジニア（SE）については、以下記事で網羅的にまとめています。